琉球・木造単複2点取りで快勝 ファイナル出場権争い激化<卓球・Tリーグ結果速報> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:左から木造勇人、吉村真晴(琉球アスティーダ)/提供:©T.LEAGUE

大会報道 琉球・木造単複2点取りで快勝 ファイナル出場権争い激化<卓球・Tリーグ結果速報>

2020.02.08

文:ラリーズ編集部

<ノジマTリーグ2019/20シーズン 2月8日(土)カルッツかわさき>

8日、ノジマTリーグ男子の試合が行われ、琉球アスティーダ(以下、琉球)が木下マイスター東京(以下、KM東京)にマッチカウント4−0で勝利し、勝ち点4を獲得した。

琉球のストレート勝利により、本試合終了時点で、1位KM東京から3位琉球が勝ち点差6以内にひしめき合う混戦となった。2位以上に出場権が与えられるプレーオフに向けた熱戦が続く。

有延が水谷破る大金星


写真:有延大夢(琉球アスティーダ)/提供:©T.LEAGUE

第1マッチのダブルスは今季6戦6勝の田添健汰/宇田幸矢(KM東京)と吉村真晴/木造勇人(琉球)が対戦。田添/宇田ペアが台上攻撃やラリーを制し、第1ゲームを先取するも吉村/木造ペアの積極的な攻めに対応しきれず、第3ゲームに突入。フォア・バック共に当たりを見せた吉村が攻撃の軸となり、吉村/木造ペアが3-2で勝利した。

第2マッチ、明治大学の先輩後輩でもある水谷隼(KM東京)と有延大夢(琉球)が対戦。水谷が安定したプレーを見せるも、有延のチキータに翻弄される。流れを掴んだ有延が会場を沸かせるアグレッシブな攻撃を続け3-2で勝利を収めた。

粘りを見せた木造に軍配が上がる


写真:木造勇人(琉球アスティーダ)/提供:©T.LEAGUE

第3マッチ、勝利を決めたい琉球からは台湾のレジェンド、ジュアンが、KM東京からは世界ランク5位の張本智和が登場。1月30日のドイツオープンでも両者は対戦しており、その際はジュアンが勝利している。第1・第2ゲームを共に11-3で連取した張本だったが、ジュアンの猛追によりフルゲームにもつれ込む熱戦に。粘りの卓球により3-2でジュアンが逆転勝利を決めた。

第4マッチでは丹羽孝希(KM東京)とダブルスで勝ち星を挙げている木造勇人(琉球)のサウスポー対決。ゲームカウント2-0で木造が優位に立つも、丹羽の打点の早い攻撃やカウンターが炸裂し、2-2となる。最後は力強いフォアハンドで得点を重ねた木造が3-2で勝利を掴みとり、勝負強さを見せた。

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スコア詳細:木下マイスター東京 0-4 琉球アスティーダ

田添健汰/宇田幸矢 1-2 ◯吉村真晴/木造勇人
11-8/4-11/8-11

水谷隼 1-3 ◯有延大夢
11-1/8-11/9-11/6-11

張本智和 2-3 ◯ジュアン
11-3/11-3/9-11/10-11/7-11

丹羽孝希 2-3 ◯木造勇人
9-11/8-11/11-7/11-9/6-11