ユース五輪ダカール大会、22年から26年に延期へ 前回大会は張本・平野が銀 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:ユース五輪2018の張本智和(写真奥)と平野美宇/提供:ittfworld

卓球プレーヤー向け ユース五輪ダカール大会、22年から26年に延期へ 前回大会は張本・平野が銀

2020.07.17

文:ラリーズ編集部

セネガルと国際オリンピック委員会(IOC)は、ユース五輪ダカール大会を2022年から2026年に延期することで相互に合意したと発表した。

>>張本・平野チームが銀 最強中国に肉薄<ユース五輪2018 最終日の結果>

ユース五輪2022年大会が2026年に延期へ

セネガルの首都ダカールで2022年開催予定だった夏季ユース五輪は26年に延期されることとなった。

2021年には延期となった東京五輪が、22年には北京冬季五輪が開かれるなど大会が続くことで、IOC、各国のオリンピック委員会(NOC)、各競技の国際連盟(IF)の運営上および財政上の負担を考慮した判断となっている。17日のIOC総会で承認を経て、正式決定される。

2018年大会では張本智和と平野美宇が銀メダル

ブエノスアイレス(アルゼンチン)で開催された2018年ユース五輪の卓球競技には、日本から張本智和(木下グループ)、平野美宇(日本生命)が出場した。


写真:ユース五輪2018の張本智和(写真右)と平野美宇/提供:ittfworld

男子シングルスで張本が、女子シングルスで平野がともに銀メダル、男女混合団体でも銀メダルと3種目で2位に入賞した。中国の王楚欽(ワンチューキン)、孫穎莎(スンイーシャ)に金メダルを阻まれることとはなったが、両選手はその実力を世界に示した。


写真:ユース五輪2018の張本智和と平野美宇(写真左)/提供:ittfworld

若手の登竜門でもあるユース五輪で結果を残した張本、平野はともに2021年東京五輪卓球日本代表に内定している。

IOCのトーマス・バッハ会長は「セネガルのマッキー・サル大統領には、心から感謝の意を表したいと思います。私は、セネガル、アフリカ大陸全体、そして世界の若い選手たちのために、素晴らしいユース五輪ダカール大会を2026年に開催します」とコメントしている。

>>12歳・張本美和、木下アビエル神奈川から3季連続参戦決定