文:ラリーズ編集部
国際卓球連盟(ITTF)は20日、8月25日~30日にオロモウツで予定されていたITTFワールドツアー・チェコオープンの中止を発表した。また、同時に2020年5月5日~10日から延期となっていたITTFワールドツアー・香港オープンの中止も発表された。
2大会の中止が発表
ITTFとチェコ卓球協会は、新型コロナウイルスの感染拡大による渡航制限や健康、安全面でのリスクを考慮し、チェコオープンを開催不可能と判断した。
昨年の同大会では平野美宇(日本生命)が女子シングルス、女子ダブルス(ペア・芝田沙季/ミキハウス)でともに準優勝、水谷隼(木下グループ)/伊藤美誠(スターツ)ペアが混合ダブルスで準優勝を飾っていた。
写真:チェコオープン女子シングルス準Vの平野美宇(日本生命)/提供:ittfworld
また2020年5月から延期となり、ITTFと香港卓球協会が新たな日程を調整していた香港オープンは、新型コロナウイルスのパンデミックの影響による渡航制限が続いていることから、開催を見送ることが決まった。
ITTFは、当初の計画通りに国際大会を開催できない場合に備えて、2020年の最後の数ヵ月間で代替大会の開催の実施可能性を模索し続けているという。