文:ラリーズ編集部
日本卓球協会は3日、日本学生卓球連盟に所属する選手の2021年全日本卓球選手権大会(一般の部)の予選会参加申込みルールについて、各都道府県卓球協会(連盟)に一任することを発表した。
>>“エース依存”から“全員が殊勲賞”へ 専修大学卓球部がリーグ制覇できたワケ
大学生の全日本予選出場に関して
これまで全日本の予選に関して、日本学生卓球連盟に登録している大学生は、「大学の登録地もしくは卒業高等学校所在地の2ヶ所からどちらか一方を選択しエントリーすることができる」と定められていた。
つまり、出身高校が大阪で、在籍大学が東京の場合、全日本の予選は大阪または東京のどちらかを選択し、出場することが可能となっていた。
今回、日本卓球協会は、8月2日の臨時理事会において、予選会への参加資格については、各都道府県卓球協会(連盟)に一任することを決定した。現在のコロナ禍において、今後、他県への移動自粛要請や体育施設の利用制限など都道府県の指針により規制され、それにより都道府県の予選会要項の参加資格も変更される恐れがあることによる措置だという。
1月11日~17日にて丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)で開催予定の全日本。すでに予選の申し込み締め切りが迫っている都道府県もあり、強豪大学の多い東京都では8月5日が締切となっている。
全日本予選に出場する予定の大学生プレーヤーは、各都道府県の協会に問い合わせるなど早めの対応を心がけよう。