文:ラリーズ編集部
国際卓球連盟(ITTF)は1日、9月28日に開催される年次総会にと、その他各会議日程を公開した。2020年のITTF年次総会は新型コロナウイルスパンデミックのため、史上初のオンライン開催となる。
>>ITTFが狙う「卓球の商業化」 テニスに倣うWTT構想とは
年次総会に向け6つの会議
毎年世界選手権開催中に行われる年次総会だが、新型コロナウイルスの影響で世界卓球釜山大会が2021年に延期となった。その影響で9月28日にオンラインでの開催が決まっている。また、ITTFは、年次総会に向けて6つのビデオ会議を以下のスケジュールで開催する。
9月1日 ITTF基金
9月4日 ハイパフォーマンスと開発
9月7日 ガバナンス
9月10日 ファイナンスフォーラム
9月14日 WTT(World Table Tennis)
9月21日 世界卓球2023大会入札
9月28日 年次総会
世界卓球2023の開催地を決める会議も
注目は2020年9月21日に開催される世界卓球2023大会入札会議だ。現在、デュッセルドルフ(ドイツ)とダーバン(南アフリカ)の2つが2023年世界卓球選手権大会の開催地候補として挙げられている。世界卓球は、延期となっている釜山大会を2021年2月28日から3月7日で開催予定としており、続く2021年はアメリカ・ヒューストン、2022年は中国・成都での開催が決まっている。
ITTFは、今後数週間で通訳ソフトウェアと9月28日の年次総会で使用される電子投票システムのテストを行い、ITTF初のオンライン年次総会を成功させるために最善の努力を尽くすとしている。