【卓球技術】裏ソフトでも表ソフトでも切れる!中ペンで下回転巻き込みサービスを出す4つのポイント | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

卓球技術・コツ 【卓球技術】裏ソフトでも表ソフトでも切れる!中ペンで下回転巻き込みサービスを出す4つのポイント

2022.11.30

文:加藤拓也コーチのYouTube KATO卓ちゃんねるより

表ソフトラバーは裏ソフトラバーよりも回転をかけにくいですが、コツを掴めばしっかり回転をかけることができます。

「これができると試合が変わる!脱中級者講座」の第25回では、下回転巻き込みサービスのコツを、加藤コーチの技術指導を通して詳しく見ていきましょう。


【加藤拓也(かとう たくや)】京都府・洛東高等学校から京都産業大学を経て、現在は天王山卓球スクール北山店でコーチを務め、子どもから大人までを幅広く指導する。戦型は右利きの中国式ペンホルダーでフォア表ソフト、バック裏ソフト。中学生から卓球を始めながら、全国大会出場経験も持つ。自身の個人チャンネルであるKATO卓ちゃんねるでは、中ペン、表ソフトの技術をメインに練習や試合の動画を多く配信している。‬(写真提供:本人)

裏でも表でも問題なし

加藤:今回は、中ペンの巻き込み下回転サービスの解説していきたいと思います。ポイントを意識することで裏ソフトラバーだけでなく、表ソフトラバーでもしっかり回転をかけることができます。

中ペンで下回転巻き込みサービスを出すポイント①:グリップ

加藤:1つ目のポイントはグリップです。

巻き込みサービスを出す時は自分の方にラケットの面を向けることが重要になります。そのためには、親指と中指の指先で自分の方に向くように押し込んであげることを意識しましょう。

中ペンで下回転巻き込みサービスを出すポイント②:ラケットの当て方

加藤:2つめのポイントはラケットの当て方です。

ボールに対してやや斜めの角度にラケットを傾けて、ラケットの左下に当てて斜めに擦るようにスイングして下さい。表ソフトで回転をかける場合、この斜め方向へのスイングが大切になってきます。


ラケットの真ん中より下、その中でも左側に当てて斜めに擦る

中ペンで下回転巻き込みサービスを出すポイント③:ラケットを逃がす

加藤:3つめのポイントは、インパクトの瞬間にラケットを違う方向へ逃がしてあげるということです。

インパクトしてからラケットをゆっくり動かすと、当たる瞬間の力が弱くなってしまいます。しっかり力を伝えるためにラケットを違う方向に素早く逃がしてあげることが大切になります。

また、この動作を行うことでフェイクモーションもできるので一石二鳥です。

中ペンで下回転巻き込みサービスを出すポイント④:重心移動

加藤:最後に意識していただきたいポイントは重心移動です。

先ほど述べた3つのポイントを意識するだけだと手でサービスを出すだけになってしまうので、後ろから前への重心移動を意識してあげましょう。右から左への重心移動だと巻き込みすぎて相手のバックにボールを飛ばせなくなってしまうので、後ろから前への重心移動の方がイメージを掴みやすいと思います。

実際のお手本動画 4:59~

加藤:以上の点を意識してもらうことで質の高い巻き込みサービスを出すことができるので是非練習してみて下さい。

動画はこちら 【卓球】中ペンの下回転巻き込みサービス!裏でも表でも切れる!

KATO卓ちゃんねる

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【連載】これができると試合が変わる!脱中級者講座(加藤拓也コーチ編)

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