愛ちゃん2世と呼ばれた石川佳純選手の輝かしい戦績


石川佳純選手は、現在の日本女子卓球界のエースともいわれています。はたして、彼女はどのような選手なのでしょうか。
以下では、石川佳純選手のプロフィールと、彼女の戦績についてご紹介します。

石川佳純選手のプロフィール

石川佳純(いしかわ かすみ)選手は、1993年2月23日に山口県山口市に生まれた日本女子卓球の選手です。現在は、山口県の全農の女子卓球チームに所属しています。実妹にJOCエリートアカデミーに在籍している、石川梨良選手がいます。
2017年8月時点で、彼女は世界ランキングで7位に位置しています。

卓球選手だった父母のもとに生まれ、小学校1年生のときに卓球クラブの練習に連れて行ってもらったことが卓球を始めるきっかけになりました。国体選手であった母の指導により力をつけ、小学校6年生のときに参加した「全日本選手権ホープス」で優勝を果たしました。その姿は日本中の卓球ファンに天才卓球少女と呼ばれた福原愛選手を彷彿とさせたため、彼女は「愛ちゃん2世」と呼ばれ始めました。なお、石川佳純選手は福原選手のことを尋ねられた際には、「永遠の憧れ」と語っています。
中学校2年生のときに「2006年度全日本選手権」のジュニア部門で優勝を果たしただけでなく、同大会の一般部門のシングルスでも3位入賞を果たしました。この時点で、既に日本でもトップレベルの選手のひとりでした。
中学校生活最後の年の「全国中学校大会」では、シングルスと団体戦の両方で優勝し、同年に開催された「2007年度全日本選手権」でも前年に続いてジュニア部門で優勝を果たしました。そして、高校1年生だった2008年に、「世界選手権広州大会」の日本代表の団体戦メンバーとして参加し、初めてのメダルを獲得しています。

石川佳純選手は、フォアハンド、バックハンドどちらの面からでも打つことができる速攻ドライブを主体として戦います。そのドライブはしなやかによく伸びて、相手に気の休まる暇を与えません。また、体のバランスが優れているため、体勢を崩すこと無くドライブを打ち続けることができます。持ち前の反射神経のよさを生かしたカウンタードライブやブロックも一級品であり、彼女にとっては強力な得点源です。幼い頃より大舞台で活躍してきた経験で鍛えられた勝負度胸のよさも彼女の持ち味であり、世界の大舞台で存分に発揮されています。

石川佳純選手の使用しているラケットはシェークハンド型の「インナーフォース・レイヤー・ALC」です。そのラケットの表面には「キョウヒョウNEO3」を、裏面には「テナジー・64」をそれぞれ貼り付けています。
彼女の戦型は、「左シェーク両面裏ソフトドライブ型」です。

石川佳純選手の戦績

2008年の「世界選手権広州大会」で銅メダルを獲得した後、同年に開催された「全国高校総体」のシングルスで、57年ぶりに高校1年生が全国高校総体を制するという偉業を成し遂げます。そのままの勢いで、「2008年度全日本選手権」のジュニア部門で3年連続優勝を成し遂げただけでなく、一般のダブルスでも優勝しました。さらに、高校選抜と国体でも優勝を果たし、彼女は高校1年生にして全日本選手権ジュニア、高校総体、国体、選抜の4冠を達成しました。なお、同年に開催された「北京オリンピック」には参加できなかったものの、当時の日本代表監督であった近藤欽司監督は「石川佳純は代表候補のひとり」と語っています。

卓球世界ランキングでも99位にランクインして迎えた2009年には、「世界選手権横浜大会」のシングルスでベスト8に入賞しました。これは当時、福原愛選手以来の世界選手権でのベスト8入りとして話題になりました。さらに、「2009年度全日本選手権」のジュニア部門において4年連続の優勝を成し遂げています。

高校生活最後の年となった2010年には、「全国高校総体」のシングルスで優勝を果たしています。そして、同年に開催された「世界ジュニア選手権」では、8連覇を狙う中国代表に対して勝利を収め、1971年に開催された世界卓球選手権で日本女子代表が団体戦を制覇して以来の団体戦制覇に貢献しました。
「2010年度全日本選手権」ではジュニアから離れて一般部門のシングルスに参加し、優勝を果たしました。

2012年に開催された「ロンドンオリンピック」で、石川佳純選手は女子代表選手として選出されました。この大会のシングルスで、彼女は日本勢初のオリンピックで準決勝進出を成し遂げています。シングルスでは惜しくもシンガポールの馮天薇選手に敗れてメダルの獲得は逃しましたが、団体戦では福原愛選手と平野早矢香選手と組んで馮天薇選手の所属するシンガポール代表に勝利して銀メダルを獲得しています。

2013年に開催された「2013年全日本選手権」では、シングルスとダブルスで優勝を果たしています。なお、2016年に開かれた全日本選手権で平野美宇選手に敗れるまで、彼女は全日本選手権のシングルスを3年連続で制覇しました。そして2014年に開催された「ITTFワールドツアー・グランドファイナル」において、彼女はシングルスで優勝を果たしています。この活躍もあり、彼女は2015年1月の世界ランキングで4位に昇り詰めました。

2016年に開催された「リオデジャネイロオリンピック」でも、石川佳純選手は2大会連続で女子代表として選出されました。その団体戦において、彼女は福原愛選手と伊藤美誠選手と共に銅メダルを獲得しています。

まとめ

高校1年生での高校総体制覇やロンドンオリンピックでの銀メダル獲得など、石川佳純選手は数々の功績を日本卓球界に残してきました。平野美宇選手や伊藤美誠選手と共に、これからも日本卓球界を引っ張っていく石川佳純選手に期待が高まります。

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