文:ラリーズ編集部
11日、松平健太(ファースト)が株式会社ファースト(代表取締役/浜野浩)とのスポンサー契約に伴う調印式に登場し、新型コロナウイルスによる自粛期間の過ごし方や、大会が中止になった学生たちへの思いを語った。
自粛期間中の過ごし方
緊急事態宣言が解除されてからは、T.T彩たま卓球ステーション浦和美園店で練習を始めたという松平。「それまではのんびり過ごしてました(笑)」とリフレッシュしていたことを明かした。
写真:鋭いバックハンドを振りぬく松平健太/撮影:ラリーズ編集部
また一方で、自身のプロデュースした卓球レッスン場兼卓球バー『BAR&卓球ROOM K』は、新型コロナウイルスの影響で1ヵ月半以上休業していた。「今後、相当考えながらやっていかないと。ただ、お客さんや従業員の健康が第一なので、安易なことはできない」と経営者としての一面も覗かせた。
写真:松平健太/撮影:ラリーズ編集部
学生たちへのエール
今年度は、新型コロナウイルスの影響でインターハイ含む学生の大会が多く中止となっている。
写真:松平健太/撮影:ラリーズ編集部
「青森山田で生活した中高時代で成長した。高校でシニアの日本代表になれたので、インターハイでの活躍がなければ次のステップにいけなかった。すごい良い経験でした」と学生時代を振り返る松平。
「1人が出られないのと全員が出られないのは違うと思うんですが」と前置きしながらも、高校1年生のときに怪我で全日本選手権に出られなかった自身の経験と重ね、今の学生たちの現状を慮る。
「自分自身、大会が中止になった経験はない。ただ怪我して出られなかったときは僕自身も悔しい思いをした。でもこのままじゃだめだと思って次に繋がるように行動した。今、なくなったのはすごく悔しいと思う。でもそこで終わるのではなく、次に向けてやることが大事」と優しい笑顔で学生たちにエールを送った。