文:ラリーズ編集部
卓球人のこだわりグッズを紹介する「俺の卓球ギア」。
第27回となる今回は、大阪桐蔭高校から専修大学に進学し、関東学生選手権でもランク入りを果たしている上村太陽選手のギアを紹介する。
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上村太陽の卓球ギア
戦型
左シェーク裏裏
ラケット
ビスカリア (FL・バタフライ)
ラバー
フォア:テナジー05ハード(特厚・バタフライ)
バック:テナジー05(特厚・バタフライ)
ユニフォーム
専修大学ユニフォーム
こだわりのもの
イヤホン、ユニフォーム、タオル(千葉ロッテマリーンズ藤原恭大選手)
※ギアは2019年8月時点のもの
ラリーズ編集部のコメント
大阪桐蔭高校から名門・専修大学に進学し、1年生ながら団体戦メンバーに名を連ねている上村太陽。
2019年の全日本選手権では、ミックスダブルスの部ベスト8、男子ダブルスの部ベスト16という好成績を残し、関東学生選手権ではシングルスで見事ランク入りを果たしている。
上村の使用用具は、ビスカリア(FL)にフォア:テナジー05ハード(特厚)、バック:テナジー05(特厚)。
「全体的に飛ぶラケットやラバーを使っています。自分でボールを飛ばすというより用具の力で飛ばすようにしています」と弾みを意識した用具選びについて語ってくれた。
ラバーに関しては「試合になった時にスピードボールをしっかり打てるようにフォアにテナジー05ハードを貼り、鋭いボールを出すようにしています。テナジー05ハードは他のラバーに比べると硬いので、カウンターはやりやすいです」とコメント。
「弾むラケットやラバーを使っているので、下がって打ち合った時にボールが伸びたり台の深くに入ってくれます。そういう時も自信持って打ち合いができるため、この用具を使っています」と中陣からの豪快な両ハンドが持ち味の上村らしい用具選びとなっている。
写真:上村太陽(専修大学)/提供:上村太陽
上村はこだわりの愛用品としてイヤホン、ユニフォーム、タオルをあげた。
試合前に気持ちを落ち着かせるためにイヤホンで音楽を聴いており、「自覚を持って行動しようと思える」と語るユニフォームを着用して試合のコートに立つ。
大阪桐蔭高校時代の同級生であり、「入学してからずっと親友」と語る藤原恭大選手(現・千葉ロッテマリーンズ)のタオルには強い想いが詰まっている。「(藤原選手と)卒業式の時に話した“俺たちもっと有名になってまた会おう”という言葉を忘れずに卓球を取り組んでいます。その時にタオルを貰い、それが自分にとって1番の愛用品です」。
今後の目標については「これから秋リーグや全日学など重要な試合が沢山あるので少しずついい成績残せるように頑張りたいです」と力強く意気込みを語ってくれた。
秋リーグで専修大学が優勝するためには、上村の成長が必要不可欠であろう。上村のプレーから目が離せない。