今回は、若干20歳で世界ランキング6位に上り詰めたトルルス・モーレゴード（スウェーデン）を紹介します。プロフィール、使用用具、プレースタイルなどの基本的な情報から、国際大会での戦績についても詳しく紹介します。

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トルルス・モーレゴードとは

トルルス・モーレゴードは、強豪スウェーデンの期待のセンス溢れる若手選手です。2019年と2017年の世界ジュニア選手権で準優勝に輝くなど実力十分で今後の活躍が期待されています。

トルルス・モーレゴードのプロフィール

トルルス・モーレゴード（Truls Moregardh）は2002年2月16日生まれの22歳（2024年7月時点）で、スウェーデン出身です。10代でナショナルチーム入りを果たした若手の有望株です。

モーレゴードが最初に国際舞台でインパクトを与えたのが、2017年と2019年の世界ジュニア選手権です。モーレゴードは両大会で男子シングルス決勝進出を果たし、2大会連続で銀メダルを獲得しました。さらに、2017年と2018年にはヨーロッパユース選手権でも準優勝に輝くと、翌年の2019年には見事に優勝を果たします。

また、2018年のユース五輪では張本智和に勝利するなど、ジュニア時代から世界ランキング上位の選手とも互角に戦える実力を備えていました。

写真：トルルス・モーレゴード（スウェーデン）/撮影：ラリーズ編集部

2019-2020シーズンにはTリーグのT.T彩たまにも所属し、シングルス2勝2敗の成績を残しています。

そんなモーレゴードの名前を世界に知らしめたのが、2021年の世界選手権ヒューストン大会です。この大会でモーレゴードはティモ・ボル（ドイツ）、パトリック・フランチスカ（ドイツ）、クアドリ・アルナ（ナイジェリア）など世界の名だたるトッププレイヤーを撃破して、決勝に進出。

写真：トルルス・モーレゴード（スウェーデン）/撮影：ラリーズ編集部

決勝では樊振東（ファンジェンドン・中国）に惜しくも敗れたものの、2019年ブダペスト大会のマティアス・ファルク（スウェーデン）に続いて、スウェーデン選手の決勝進出を果たしました。

2022-2023シーズンにはドイツブンデスリーガのノイ・ウルムに所属しています。

トルルス・モーレゴードのプレースタイル

トルルス・モーレゴードは右シェーク裏裏のドライブ型の選手です。様々な回転をかけることが得意で、センス溢れるプレーが持ち味の選手です。

基本的には前陣でピッチの早いプレーをすることが多く、体格を生かした打点の早い強烈なフォアハンドで得点を重ねています。バックハンドは弾道の頂点付近でコンパクトに打球して相手を中後陣まで下げさせて、回り込んでのフォアドライブの攻撃に繋げています。後陣でのラリーも得意としており、ドライブやロビングに加えて、カットで繋ぐプレーをすることもあります。

サービスは順横回転系や巻き込みのサービスを中心に使用し、相手のタイミングをずらす逆足サービスも得意としています。一方で、レシーブではチキータはあまり多用せず、ツッツキやストップなどのレシーブからの4球目攻撃がメインの戦術です。

トルルス・モーレゴードの使用用具

トルルス・モーレゴードはSTIGA契約選手で、ラケットはSTIGAの『サイバーシェイプカーボン』、ラバーは両面にSTIGAの『DNA PRO H』を使用しているようです。

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トルルス・モーレゴードの世界ランキング

トルルス・モーレゴードの世界ランキングは26位（2024年7月時点）で、最高ランキングは4位（2022年7月）となっています。

トルルス・モーレゴードの国際大会の主な戦績

まとめ

スウェーデンの期待の新星として注目を集めているトルルス・モーレゴード。今後はスウェーデンだけでなくヨーロッパを代表する選手としての活躍が期待されます。

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