今回、平成元年以降の全日本社会人卓球選手権の歴代優勝者を振り返り一覧にまとめた。

全日本社会人卓球選手権とは

全日本社会人卓球選手権大会は、日本卓球協会が主催する年1回開催される卓球の大会だ。男女シングルスとダブルスの4種目が行われる。

シングルスは、全日本卓球選手権大会（マスターズの部）との重複出場はできない。また、外国籍選手は日本で出生して引き続き3年以上日本に在住している者、あるいは引き続き10年以上日本に在住している者は、男女シングルスに出場できるが、ダブルス種目については出場資格制限はない。

全日本社会人卓球選手権過去大会まとめ 男子

男子シングルスでは協和発酵キリン（当時）に在籍していた上田仁が2015年から3年連続優勝しており、2018年にはTリーグ・木下マイスター東京に移籍した丹羽孝希も優勝している。優勝こそしていないが平野友樹や、町飛鳥のようにTリーグを盛り上げている選手も上位に食い込んでいる。

また、令和初の全日本社会人卓球選手権では、シングルスで大矢英俊、ダブルスで徳島剛/横山輝が栄冠に輝いている。

なお令和2年の全日本社会人卓球選手権は新型コロナウイルスのため中止となっている。

全日本社会人卓球選手権男子　歴代優勝者一覧

全日本社会人卓球選手権過去大会まとめ　女子

女子シングルスでは、1990年代後半以降小山ちれが通算で8回その王冠を手にしている。その他にも福原愛のコーチを務めたこともある陳莉莉を含め、中国人による優勝が多かった。

しかし、2010年ごろからは藤井寛子や藤沼亜衣をはじめ、Tリーグでも活躍した森薗美月ら日本人選手による優勝が増えていることが顕著になっており、日本国内のレベルがあっていることがうかがえる。

特に2017年優勝の松澤茉里奈（井林茉里奈）や、2018年優勝の平侑里香らは、優勝していない大会でもコンスタントに上位に食い込んでいる。

また前田美優や森薗美咲、松平志穂ら実力者もベスト8入賞を経験しており、例年プロ・アマ問わずハイレベルな試合を繰り広げてきた。

令和初の全日本社会人卓球選手権では、野村萌（デンソー）、土`田美佳/宋恵佳（中国電力）が優勝を果たした。なお令和2年の全日本社会人卓球選手権は新型コロナウイルスのため中止となっている。

全日本社会人卓球選手権　歴代優勝者一覧

インターハイ結果一覧はこちら

＞＞卓球・インターハイ歴代優勝一覧　男子編｜平成元年～令和2年・完全保存版

＞＞卓球・インターハイ歴代優勝一覧　女子編｜平成元年～令和2年・完全保存版