文：ラリーズ編集部
卓球人のこだわりグッズを紹介する「俺の卓球ギア」。
第45回となる今回は、名門・専修大学でレギュラーとして活躍し、現在は信号器材の主力としてチームを支えている厚谷武志選手の卓球ギアを紹介する。
＞＞国公立大学からプロ選手まで！用具や愛用品を紹介する企画「俺の卓球ギア」はこちら
厚谷武志の卓球ギア
戦型
右シェーク裏粒
ラケット
朱世爀（特注）（FL・バタフライ）
ラバー
フォア：テナジー05（トクアツ・バタフライ）
バック：フェイントロング3 超ゴクウス（超ゴクウス・バタフライ）
ユニフォーム
信号器材のユニフォーム
こだわりのもの
フィリップス電動歯ブラシ
※ギアは2019年11月時点のもの
ラリーズ編集部のコメント
幼い頃からスポーツが好きだったという厚谷。サッカーや水泳、テニス、スノーボード等数々のスポーツをやってきたが、全く長続きしなかった。
卓球をはじめたきっかけは、父親とたまたま遊びでやった卓球が楽しかったからだそうだ。
「卓球は定期的に大会があり、知らない人とでもすぐに試合ができて、自分の実力がすぐにはっきりわかるようなスポーツでした。負けず嫌いな性格の自分には合っており、他のスポーツと違い長続きしたのかなと思っています」。
厚谷はこれまでに、全国中学校卓球大会シングルスの部でベスト8、インターハイシングルスの部でベスト8、関東学生選手権シングルスの部で優勝、全日学選抜で3位、全日本社会人ベスト16といった輝かしい成績を残してきている。
写真：厚谷武志（信号器材）/提供：grant bergmann
厚谷の使用用具は、朱世爀（特注）（FL）に、フォア：テナジー05（トクアツ）、バック：フェイントロング3 超ゴクウス（超ゴクウス）。
カットマンとは思えない攻撃力が特徴の厚谷は、その長所を活かす用具選びをしている。
「私はカットマンですがドライブなどの攻撃技術を多用する為、ラバーはテナジー05を使用しています。ラケットも通常のカットマン用のラケットよりもかなり飛ぶ特殊素材の入っているラケットを使用しており、攻撃のこともかなり考えた用具選びをしています。
その代わりバックはオーバーミス等が多くなってしまう為、極力弾みが少なく安定するものを選んだ結果、今のバックのラバーとなりました」。
こだわりの愛用品として、フィリップス電動歯ブラシをあげた。
「私は小さい頃から甘い物が大好きだったので、よく虫歯になっていました。中学から電動歯ブラシを愛用してきたのですが、他のメーカーのものより今の電動歯ブラシが1番きれいに歯を磨けている気がします。歯医者に行くことも減ったので、現在はフィリップスの電動歯ブラシを愛用しております。大会や遠征等に行っている時も必ず持って行き、電動歯ブラシで歯を磨いています」とコメントしてくれた。
続いて、今までで1番思い出に残っている試合を教えてくれた。
「全中での吉田雅己選手（当時青森山田中、現岡山リベッツ）との試合です。私自身あの試合まで全国では全くの無名選手でした。全中も初めての出場で正直1回戦勝てれば良いくらいの気持ちでいたのですが、吉田選手に勝つことができそのままベスト8に入ることができたのでとても思い出に残っています。
あの時に運良く結果を出すことが出来たからその後も自分なりには良い結果が出せたのかな、と思いますしあそこで結果を出せていなければ現在まで卓球を続けてはいなかったと思っています」。
厚谷の卓球は、カットあり攻撃ありの卓球の魅力を詰め込んだようなプレースタイルである。ぜひこれからも厚谷らしいプレーで私達を魅了してほしい。
