文:ラリーズ編集部
卓球人のこだわりグッズを紹介する「俺の卓球ギア」。
第30回となる今回は、専修大学北上高等学校から中央大学に進学し、自らの戦型を右シェーク裏裏ガッツ型と評する熱い男・小野寺翔平選手のギアを紹介する。
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小野寺翔平の卓球ギア
戦型
右シェーク裏裏 ガッツ型
ラケット
コルベル(FL・バタフライ)
ラバー
フォア:テナジー05(特厚・バタフライ)
バック:ディグニクス05(特厚・バタフライ)
ユニフォーム
中央大学のユニフォーム
こだわりのもの
両親からもらった心の整理ノート、サッカーボール
※ギアは2019年8月時点のもの
ラリーズ編集部のコメント
専修大学北上高等学校から中央大学に進学した小野寺翔平。高校時代は、東京選手権ジュニアの部で準優勝、大学進学後も関東新人選手権ダブルスの部で準優勝、関東学生選手権シングルスの部でベスト8、ダブルスの部で3位と同世代の中でトップを走ってきた選手である。
小野寺の使用用具は、コルベル(FL)にフォア:テナジー05(特厚)、バック:ディグニクス05(特厚)。
用具について「用具を変えることがこだわりですね(笑)」と独特なこだわりを教えてくれた。
試合の前日にも用具を変えることがあるという小野寺。用具を頻繁に変える理由として「自分が良いと思ったら変えるようにしており、自分を進化させていける用具に挑戦しようと思っています。中でも卓球は角度が重要だと思うのでグリップの感覚は大切にしています。グリップが合わないと、思った角度が出しにくくミスが増えてしまうので」と語ってくれた。
「あとはラケットを大切に扱うことです。ラケットのメンテナンスや卓球に関わるものなどに感謝の気持ちを忘れてはいけないと思います」と用具を大切に扱うというアスリートにとって大事なこだわりを教えてくれた。
写真:小野寺翔平(中央大学)/提供:小野寺翔平
小野寺はこだわりの愛用品としてサッカーボール、両親からもらった心の整理ノートをあげた。
サッカーボール?と思った方も多いと思うが、中央大学ではリフレッシュを兼ねてよくサッカーをするようだ。
また、両親からもらった心の整理ノートについては「試合で負けてた時は次へのモチベーションを保つために見たり、試合で勝った時も自分が決して驕らないようするために見返します。どんな時も平常心を保ち目標に向かって頑張り続けることが大切だと思います」と語る。
今後の目標については「まずは目の前にある秋リーグで優勝することです。春は自分が負けてチームが負けてしまった試合が多く本当に悔しく申し訳ない気持ちでいっぱいでした。秋は1試合ずつ責任感を強く持ち試合に臨んで行きたいです。あとは全日学でシングル、ダブルスでベスト4に入ることです」と意気込みをコメント。
続けて「目の前の目標を少しずつ達成することが大切だと思うので、焦らずコツコツ頑張っていきたいです。ここまでたくさんの人に支えられて卓球が出来ているので、これを当たり前と思わず全力で頑張り続けていきたいです!」と付け加えた。
読者の皆様も、言葉の節々から小野寺の素晴らしい人間性を感じたのではないだろうか。ガッツ小野寺、彼の試合姿を見ていると自然と応援したくなってしまう。これからも多くの卓球人を魅了する選手として活躍し続けてほしい。