文:ラリーズ編集部
卓球人のこだわりグッズを紹介する「俺の卓球ギア」。
第40回となる今回は、7月に開催された“学生のオリンピック”ユニバーシアード日本代表にも選出された中央大学・瀬山咲希選手の卓球ギアを紹介する。
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瀬山咲希の卓球ギア
戦型
右シェーク裏表
ラケット
インナーフォースレイヤーZLC (ST・バタフライ)
ラバー
フォア:テナジー05(特厚・バタフライ)
バック:スペクトル(中・TSP)
ユニフォーム
中央大学のユニフォーム
こだわりのもの
ライオンのぬいぐるみ(3代目)とタオルとグミ
※ギアは2019年10月時点のもの
ラリーズ編集部のコメント
長森中学校から富田高校という岐阜県の強豪校を渡り歩き、現在は名門・中央大学に所属している瀬山。
瀬山はこれまで、平成29年度関東学生選手権ダブルスの部で優勝、全日本学生選手権大会ダブルの部で準優勝、シングルスの部でベスト8、平成31年度関東学生選手権ダブルスの部で準優勝、シングルスの部で優勝、ユニバーシアード団体準優勝と輝かしい成績を残してきている。
写真:瀬山咲希(中央大学)/提供:瀬山咲希
瀬山の使用用具は、インナーフォースレイヤーZLC (ST)にフォア:テナジー05(特厚)、バック:スペクトル(中)。
「ミートもドライブもできる総合力の高いラケットを使うようにしています」とラケットのこだわりについて教えてくれた。バックに貼っているスペクトルは、小学生の時から愛用しているそうだ。
「表ソフトはたくさんの変化が出るから楽しいです。その中でもスペクトルは、初心者でも使いやすいラバーです。それを自分の思い通りに使えるようになったらとても面白いと思います。
厚さに関してはあまり変わらないという印象ですが、自分でコントロールが出来るという点に関しては中が1番だと思います」。
威力よりも使いやすさを重視しており、変化やコース取りで相手を振り回す瀬山らしい用具のこだわりとなっている。
こだわりの愛用品として、ライオンのぬいぐるみ(3代目)とタオルとグミをあげた。
ライオンに憧れがあるという瀬山。小学生から持っているライオンのぬいぐるみはすでに3代目になる。先輩方からプレゼントされた「saki」と刺繍されているタオルは、毎大会使用しているという。また、とにかくグミが大好きだそうだ。
写真:山本笙子(写真奥)と組んだダブルスでリーグ戦でも活躍した瀬山咲希(写真手前・中央大学)/撮影:ラリーズ編集部
今後の目標について「大学時代最後となる大会の全てで悔いの残らない卓球をすること」と力強く語ってくれた。
大学卓球界を代表する選手として活躍し続けた瀬山。10月末の全日学にも出場するが、学生最後の年、集大成を見せてくれるだろう。瀬山の活躍に期待していきたい。