文:ラリーズ編集部
4月1日、国際卓球連盟(ITTF)はエイプリルフールの企画として、ホームページに10問の○×クイズを掲載した。内容は世界の卓球トップ選手に関するもの。あなたは“騙されず”に何問正解できるだろうか?
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10問の○×問題にチャレンジ‼
Q1:陳夢(チェンムン・中国)は現役女子選手のなかで、最も多くのワールドツアータイトルを獲得している。
Q2:ティモ・ボル(ドイツ)は大会参加時、私物のコーヒーミル(豆を挽く道具)を持参する。
Q3:チャン・リリー(アメリカ)の父はカリフォルニア大学の教授だった。
写真:2019女子ワールドカップでのチャン・リリー/提供:ittfworld
Q4:ミックスダブルスの中国ペア、許昕(シュシン)/劉詩雯(リュウスーウェン)は無敗である。
Q5:伊藤美誠はギネス世界記録に3回認定されたことがある。
Q6:ジョアン・モンテイロ(ポルトガル)とドデアン・モンテイロ(ルーマニア)はミックスダブルスのタイトルを獲得した初の夫婦である。
写真:夫のジョアン(左)と妻のドデアン/提供:ittfworld
Q7:ディナ・メシュレフ(エジプト)はアフリカカップを7度制覇している。
写真:2019チームワールドカップでのディナ・メシュレフ/提供:ittfworld
Q8:ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)はルービックキューブを素早く解くことができる。
Q9:丁寧(ディンニン・中国)はかつて、試合終了前なのに(試合終了後の)握手をしようとしてしまったことがある。
Q10:サチヤン・グナナセカラン(インド)はアダム・ボブロウ(ITTF解説者)と兄弟である。
写真:19年アジア選手権でのサチヤン・グナナセカラン/提供:ittfworld
写真:ITTFの名物解説者アダム・ボブロウ/提供:ittfworld
ITTFによる答えをチェック!
Q1:○
先日のカタールOPで陳夢は17個目のタイトルを獲得した。陳夢の後には16個の劉詩雯、15個の丁寧と続く。そして陳夢が次に目指すのは、すでに引退した張怡寧(ジャンイーニン・中国)の29タイトルだ。
Q2:○
ティモ・ボルは25歳頃からコーヒーを好んで飲むようになったという。今では世界中のコーヒーショップを巡り、自ら豆を挽くほどのこだわりだ。
Q3:×
チャン・リリーはカリフォルニア大学の学生だった。そして、父はスタンフォード大学で数学の教授だという。これは相当なリリーファンでないとわからない難問だ…
Q4:×
それでも負けたのは1度だけ。昨年の韓国OPで中国香港の黄鎮廷(ウォンチュンティン)/杜凱琹(ドゥホイカン)に敗れている。グランドファイナルでは水谷隼/伊藤美誠が同ペアを追い詰めている。今後、最強の中国ペアに土をつけるのはどのペアか。
Q5:×(ITTFページ上では〇となっていたが実際は×)
14年ドイツOPで平野美宇と組んだダブルスで最年少優勝、15年ドイツOPでシングルス最年少優勝、そして16年リオ五輪での最年少メダリストの3回に加え、1分間の高速卓球ラリー最多数でも記録している。ただし、2つ目のシングルス最年少優勝は張本智和が17年チェコOPで塗り替えている。
(※一部事実関係に誤りがあり修正いたしました)
Q6:○
モンテイロ夫婦は16年ヨーロッパ選手権のミックスダブルスで優勝を果たしている。“愛の力”で勝ち取った金メダルだ。
Q7:×
“エジプトの女王”は11年にアフリカカップを初めて制した。そして、14年に再び頂点に立ってからは7連覇中。つまり、8度の優勝を誇る。この連覇の記録はどこまで伸びるのだろうか。
Q8:○
動画を見ればそのすごさが分かるだろう…
Q9:○
それは17年の世界選手権準優勝、平野美宇との試合での出来事だった。丁寧は運よくその試合を制することができたが、もし負けていたら赤面ものだ。
Q10:×
もちろん違う。が、そのもとになったインタビューをご覧いただきたい。どこか似ている気もするが…
コロナウイルスの影響で暗い話題がつづき、気持ちが沈んでしまうこともあるだろう。そんな今だからこそ、このような記事で少しは気持ちを和ませたいものだ。