卓球観戦は「距離が縮まるスポーツ観戦デート」になり得るのか | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:Tリーグファーストシーズン開幕戦/撮影:ラリーズ編集部

卓球×エンタメ 卓球観戦は「距離が縮まるスポーツ観戦デート」になり得るのか

2020.08.14 文:山下大志(ラリーズ編集部)

アニヴェルセル株式会社が、全国の20代~30代の未婚・既婚男女824名を対象に「距離が縮まると思うスポーツ観戦デート」のアンケート調査を行った。卓球の順位は15項目中12位の4.1%にとどまった。

>>卓球観戦のススメ 会場で観る3つの魅力

定番のスポーツ観戦デートは?

今回のアンケートでは、野球、サッカー、バスケットボール、ラグビー、卓球、など15の選択肢が設けられた。その中から「距離が縮まると思うスポーツ観戦デート」を複数選択するというアンケートとなっている。


写真:スポーツ観戦デートランキング/提供:アニヴェルセル株式会社

堂々の第1位はやはり野球。約半数の49.8%の人が票を投じた。社会現象にもなった「カープ女子」など女性ファンの割合も増えており、球場ではカップルの姿も珍しくない。アニヴェルセル株式会社もアンケートを基にしたレポート(https://www.anniversaire.co.jp/brand/pr/soken1/report77/)で野球観戦デートを取り上げている。

そして2位はサッカー(40.3%)、3位はバスケットボール(14.8%)と他スポーツが続き、卓球はトップ10圏外の12位(4.1%)となった。

卓球観戦はデートに向いているのか?

残念ながら卓球は「距離が縮まると思うスポーツ観戦デート」で上位に入らなかった。しかし、卓球専門メディアとしては「いや、卓球観戦はこんなにもデートに向いている」という点を挙げてみたい。


写真:1stシーズンの男子Tリーグ開幕戦の様子/撮影:ラリーズ編集部

①“見るスポーツ”になっている

“するスポーツ”としての印象が強かった卓球だが、Tリーグが2018年10月に誕生し、“見るスポーツ”へ変貌を遂げつつある。

さらにTリーグには海外のトップ選手が参戦しており、日本国内で世界トップレベルの試合を観ることができる。


写真:世界ランキング4位の張本智和も木下マイスター東京でプレーする/撮影:ラリーズ編集部

②派手なプレーも盛りだくさん

卓球には「引き合い」や「ロビング」など、野球の「三振」「ホームラン」に匹敵すると言っても過言ではない派手でわかりやすいプレーがある。

手に汗握る大きなラリーからの選手のガッツポーズは、見てる側も盛り上がること間違いなしだ。


写真:ガッツポーズをする森薗政崇岡山リベッツ)/撮影:ラリーズ編集部

デートで距離を縮めるとなると、いかに楽しさを2人で共有できるかが鍵になる。だが、デート相手が卓球経験者ばかりともいかない。そこで重要となるのは「卓球のプレー」そのものを楽しむだけでなく、「卓球観戦」というエンターテイメントを楽しむことだ。

「卓球観戦」を楽しみ、距離を縮めるために

Tリーグでは卓球観戦をエンターテイメントにすべく、装飾が施されライトアップされた会場や、DJを使った応援など様々な演出を実施している。


写真:Tリーグファーストシーズン開幕戦/撮影:ラリーズ編集部

また、応援するチームカラーの服に身を包んだ観客、そこで躍動する選手たちが生み出す独特の雰囲気は、生で観てこそ感じることのできるスポーツ観戦の醍醐味だ。さらに現地観戦には、ご当地の食事や選手のファンサービスなどもあり、メリットを挙げればキリがない。

卓球未経験者でも卓球観戦を楽しめるポイントを多少の贔屓も含めてさらに細かく挙げていこう。


写真:Tリーグファーストシーズン開幕戦は多くの演出でファンを盛り上げた/撮影:ラリーズ編集部

③既に距離がかなり近い

もちろん選手との距離の話だ。しかし、その卓球ならではの臨場感は卓球を知らないデート相手にも伝わるはずだ。

「自分の応援の声が選手に届く」点は、卓球観戦の醍醐味の一つ。大きな声で応援して、隣のデート相手をドキッとさせるのも、戦略スポーツである卓球の観戦ならではの戦略かもしれない。

④表情や仕草

プロ卓球選手の森薗政崇(BOBSON)は、「プレーを見るよりも選手の表情や間合い、息遣い、仕草などに注目すると面白い」と卓球観戦を楽しむためのポイントを語っていた。卓球という“スポーツ”を見るのではなく、卓球選手という“人間ドラマ”に注目するのもなかなか通な楽しみ方ではある。


写真:席によっては選手と同じ目線で見ることも可能/撮影:ラリーズ編集部

また、卓球観戦文化が根付くドイツでプレーした経験のある森薗は「食事や飲酒」も盛り上がるための1つの策ではないかと提言していた。

確かに野球観戦ではお酒や食事を楽しみながら、ともに応援することで感情を共有するため、自然と距離が近くなる。卓球観戦でも同じことが言えるだろう。

⑤観客のマナーが良い

卓球のファン層は、老若男女に幅広い。その幅広い層の観客が、サーブモーションに入るとしんと静まり返り、得点が入ると一斉に盛り上がる。

その一体感のあるメリハリに同化するとき、男は紳士に、女は淑女に見えてくる。

⑥行き帰りが、そこまで混まない

スポーツ観戦デートで大切なのは、観戦後もたつかないということだ。野球やサッカーなどのメジャースポーツの場合、試合終了後、帰路は混雑が必至。デートなのにイライラしてしまう場面もあるかもしれない。


写真:Tリーグファーストシーズン開幕戦で5000人台/撮影:ラリーズ編集部

その点、Tリーグではたった1台での試合運営なので、そもそも会場に入れる動員に限界がある。逆に言えば、駅までの道や近くのお店が混雑してデートもままならない、ということはない。

専門用語を解説している間に、スムーズに最寄りの美味しい居酒屋にアテンド完了、ということも可能だ。


写真:1台に全観客の視線が集まる/撮影:ラリーズ編集部

卓球はリモート観戦デートにも向いている?

多少強引に「卓球がスポーツ観戦デートに向いている」点を列挙してきた。もちろん、全ては現地観戦ができるようになったらの話だ。卓球Tリーグは3季目、当面の間、リモートマッチで開催されることが発表されている。

機会があれば、いかに卓球が“リモート観戦”、そして“リモート観戦デート”に向いているスポーツかも検証・考察していきたい。

>>元卓球日本代表・森薗美咲姐さんに練習方法や恋愛を相談してみた

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