「本気で強くなりたい人の為の卓球場」礼武卓球道場に行ってみた


東京メトロ東西線葛西駅から歩いて徒歩7分程のところに、4階建ての大きな建物がある。

東京都江戸川区にあるこの運送会社の建物の中に、日が暮れてからも子供達が練習に打ち込む卓球場がある。

それが、「礼武卓球道場」だ。

今回は、注目の卓球スポットとしてこの「礼武卓球道場」に迫る。

名前の由来は、「礼儀」と「武士道」

道場に掲げられた五常の徳を示す「仁義礼智信」の額

昨今、全国各地に卓球教室やスクールが増えているが、この卓球道場は一味違う。

一歩足を踏み入れると、そこはまるで空手や剣道の道場のような日本武道を感じさせる独特の空間だ。それもそのはず、卓球場の名前に冠された「礼武」は、「礼儀」と「武士道」を意味するという。

ここに練習に来ている子供達は、卓球の技術だけでなく、人に対する礼儀と練習に真剣に取り組む姿勢も教わるのだ。

練習の後は道場をくまなく掃除する。

道場から帰る時、子供達はコーチに一礼をして帰っていく。取材の際、足元に転がってきたボールを拾って渡すと、中学生の生徒から「ありがとうございます!」と気持ちの良い挨拶が返ってきた。礼儀を徹底している様子が伺えた。

 

礼武卓球道場では、練習が終わった後の掃除は道場生全員で行い、コーチによる挨拶の後、最後に全員で一礼をして一日を締めくくる。

「毎日卓球の指導が出来る場所」を作りたい

筆者が取材をしている際も、道場の代表、原田隆雅氏は子供達に目を光らせて、卓球に打ち込む姿勢を観察していた。

道場の代表、原田隆雅氏

原田氏は福岡の名門柳川高校から同志社大学でプレーし、国際大会への出場経験もある選手だった。大学卒業後は実業団でプレーをしていたが、引退し、その後は卓球のレッスンプロを目指して、青少年のコーチをしていた。

しかし、公共施設で少人数で月に何回か指導するだけではなかなか子供達を強くすることが出来ない。そこで、「毎日卓球の指導が出来る場所を作りたい」と考えて、2010年に礼武卓球道場を設立した。

運送会社の倉庫を借りて道場をスタート。運営を続けるにつれ、内装や機材の配置なども様変わりしてきたが、現在もまだ完成形ではないとのことだ。

「強くなりたい人」に来て欲しい

取材に伺った時は、夕方16時半~20時までの青少年向けの教室が行われていたが、朝9時半から夕方16時半までは大人向けの教室が行われており、道場主催の卓球大会も頻繁に開催している。現在は大人向けの卓球教室に力を入れているという。

大人向けの卓球教室はここ最近増えているが、礼武卓球道場の売りは、「コーチとだけ打ち合える」ことだ。受講者が相手のレベルを気にせず練習することが出来るので、技術の向上が早くなる。

原田氏は、「強くなりたい人、本気で上手くなりたい人、試合で勝ちたい人に来て欲しい」と語る。強くなる為にはレベルや年代は問わないそうだ。

4月以降に運営スタイルを変えるが、今後は特に、ドライブ、異質対策などのテーマ別の教室に力を入れて行きたいと考えているとのこと。

この道場に通う選手の中には全国レベルで活躍する選手もおり、コーチやトレーナー陣もかなり充実している。本気で卓球を強くなりたい人は是非道場を訪ねてみてはどうだろうか?

礼武卓球道場

施設名 礼武卓球道場
住所 東京都江戸川区中葛西2-24-12 丸栄輸送3F
アクセス 東京メトロ東西線 葛西駅から 徒歩7分
TEL 03-3804-0402
URL http://www.revedojo.jp/

取材・文:座間辰弘(ラリーズ編集部)

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