文:ラリーズ編集部
15日、ITTF(国際卓球連盟)は現在開催中のオーストリアオープン大会3日目のベストポイント(Point Of The Day)に、男子シングルス1回戦のリアム・ピッチフォード(イングランド)- 水谷隼(木下グループ)戦のスーパープレーを選出し、公式SNSアカウントで公開した。
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ピッチフォードのスーパープレー
選ばれたのは、同試合でピッチフォードが見せた「背面打ち」の2得点だ。まずは第1ゲーム3-7の場面で、水谷の回り込みフォアハンドドライブを、ピッチフォードが背面打ちで鮮やかなカウンター。打球は水谷の空いたフォアサイドをノータッチで抜き去った。
このプレーには、対戦相手の水谷もサムズアップ(親指を立てるジェスチャー)でピッチフォードを称賛した。
2得点目は、ピッチフォードがゲームカウント3-2でリードして迎えた第6ゲーム11-11の場面。またも水谷の回り込みフォアハンドドライブを、ピッチフォードが背面打ちで返球した。
打球は水谷のバックサイド深くに刺さり、虚を突かれた水谷は思わずドライブをオーバーミス。
ピッチフォードは1試合で2回の背面打ちを決め、ITTFも「We can’t believe it」(信じられない!)とコメントしている。
ピッチフォードは同試合、水谷とのフルゲームの激闘を制し、男子シングルス2回戦へと駒を進めた。先日行われたチームワールドカップでは張本智和、丹羽孝希を破るなど、勢いに乗るピッチフォードのプレーから今後も目が離せない。
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