医療・介護関係者が卓球バーに集結。卓球療法のメソッドとは? | 卓球専門WEBメディア「Rallys(ラリーズ)」
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2017.09.25

医療・介護関係者が卓球バーに集結。卓球療法のメソッドとは?

文・写真:川嶋弘文(ラリーズ編集部)

9月24日(日)目黒区の老舗卓球バー「中目卓球ラウンジ」にて、日本卓球療法協会主催の卓球療法士初級講習と関東地区会員交流会が開催された。卓球を介護・医療現場のリハビリやレクリエーションに活用する「卓球療法」は運動負荷が少なく、手軽にプレーできる卓球の特長を活用した注目の手法だ。

卓球療法、療法士についてはコチラ:卓球で健康寿命は伸ばせるか!?卓球療法の取り組みとは?

卓球療法士初級講習の講師はNPO法人日本卓球療法協会の長渕晃二理事長。実技と座学を組み合わせた講習により、集まった20名弱の受講者に卓球療法の基礎を伝授した。

卓球療法について解説する長渕理事長

座学では卓球療法の成り立ちから、卓球療法の介護・医療現場での活用事例や導入時の注意点などを細かく解説した。

受講者は、卓球療法の普及促進に興味がある方ばかり。その受講態度は真剣そのものだ。

受講者に配布されたテキストには、卓球療法の実践の仕方に加え、卓球王国や卓球レポートの記事、松下浩二氏ら著名人からのメッセージなどが掲載されており充実した内容となっている。

また、実技では受講者自身がラケットを持ち、ピンポン球の中に音のなる素材の入ったボールを台の上で転がし得点を競う「卓球バレー」や、箱型のゴールの中にピンポン球を入れる「卓球ホッケー」など、座ったままプレーできる介護・医療現場向けの新しい卓球の形を体験した。

台の自陣からボールが落ちたら負けという卓球バレー。

箱型のゴールを狙う卓球サッカー。介護施設のレクリエーションで導入実績がある。

目を閉じてサウンドテーブルテニスの難しさを実感する受講者

講習の後の交流会では、医療・介護・卓球指導の現場でどう応用していくかについての建設的な議論と情報交換が行われた。また、卓球愛好家同士の楽しい卓球大会が行われた。

今回集まったのは、卓球療法の可能性を感じ、普及させたいと願う方ばかり。医療・介護現場で働く方や、卓球の指導者、大学生とプロフィールは様々だが各現場で地道に取り組んで行こうと気持ちを一つにした。

今後も日本卓球療法協会では初級講習や出前学会などを通じて卓球療法の普及を図っていく方針だという。10月~12月に全国各地で8回の出前学会・講習が予定されている。興味のある方は参加してみてはいかがだろうか。

取材協力:日本卓球療法協会、中目卓球ラウンジ


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