【パラ卓球】「冥土の土産に日の丸揚げたい」バタフライマダムが世界パラへ決意表明 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

大会報道 【パラ卓球】「冥土の土産に日の丸揚げたい」バタフライマダムが世界パラへ決意表明

2018.10.02

今月15日から始まるパラ卓球の世界選手権(開催地:ラーシュコーツェリェ・スロベニア)に向けて合同合宿を行ったパラ卓球日本代表チームは2日、日本財団パラアリーナで記者会見を開き、報道陣に出発前の抱負を語った。

蝶の髪飾りをつけて戦うことからバタフライマダムの愛称で知られる別所キミヱ(70)は「表彰台を目指す。冥土の土産に日の丸を揚げたい。4年後出られるか分からないからね。」と決意を語りつつも「私の嫌らしい卓球を見て欲しい。蝶のように羽ばたき、表彰台に登りたい。私みたいな変なおばちゃん一人ぐらいおってもいいよなぁ。」と別所節を展開し、会見場をどよめかせた。

会見に臨んだパラ卓球・世界選手権の日本代表選手団

美女パラアスリートとして注目されている茶田ゆきみ(30)は「出場権獲得で自信になったので、強気なプレーでまずは決勝トーナメントを目指す。」と謙虚なコメントをすれば、女子高生パラアスリートの友野有理は「支えてくださった人への感謝をプレーで表現する。東京パラ出場に繋げたいので1試合でも多く勝ちたい」と貪欲な姿勢を見せた。

パラ卓球の世界選手権は4年に一度開催され、世界ランク上位選手のみが参加できるためパラリンピックの前哨戦と評される。勝利による獲得ポイントも通常の大会より高く、東京パラリンピックを目指す選手たちにとっては重要な大会となる。

パラ卓球・世界選手権の出場選手

男子

CLASS6:七野一輝
CLASS7:八木克勝
CLASS9:岩渕幸洋、鈴木伸幸

女子

CLASS3:茶田ゆきみ
CLASS5:別所キミヱ
CLASS8:友野友理、廣兼めぐみ
CLASS10:石河恵美