石川佳純「一生懸命頑張り続けることが私の責任」一緒に戦うチームに大事なこと | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:石川佳純(全農)/提供:全農

卓球インタビュー 石川佳純「一生懸命頑張り続けることが私の責任」一緒に戦うチームに大事なこと

2021.06.25 取材・文:槌谷昭人(ラリーズ編集長)

卓球は、他のチームスポーツに比べると、一人でもできる、かのように見える。
でも、違う。

卓球を始めて20年以上、プロになって10年の石川佳純選手(全農)は、特に1月の全日本優勝以降、“支えてくれた人への感謝”を口にすることが多くなったように思った。
長年トップレベルで戦い続け、名実ともに日本の卓球人気を牽引してきた石川選手に、オンラインで独占インタビューした。


写真:石川佳純(全農)/提供:全農

――お忙しいところ、ありがとうございます。…ラリーズって知ってますか?
石川佳純:もちろん知ってますよ、いつもありがとうございます。
――(喜びを噛み締めながら)最近のラリーズの記事で覚えてる記事って何かありますか?
石川佳純:鈴木(李茄)と、木村(香純)の記事は私のことも言ってくれてたので覚えてます(笑)。あと、上田くんの記事(特集「復活・上田仁物語」)も読みました。同年代でずっと一緒にやってきたので、良かったなって思うのと、すごいなと思うのと。私も元気をもらいました。


写真:石川佳純(全農)/提供:全農

――ありがとうございます!

さっそくですが、最近のインタビューでは、石川選手は「支えてくれる人たち」への感謝の言葉をよく口にしますね。全農との所属契約は丸10年だと聞きました。

石川佳純:そうですね。高校を卒業してから所属という形でずっと応援していただいて、10年はあっという間だったなと自分自身感じてます。

良いときも悪いときも、本当にずっと温かく応援してくださって。海外の試合でも現地で私や日本人選手を応援してくださったり、いつも温かく見守ってくださって感謝しています。

――スタッフ含めて、サポートする人たちとの関係が長く続くという印象ですが、大事にしていることはありますか?
石川佳純:はい、家族もそうですが、コーチやトレーナーさん、練習相手の方含めて一緒に戦うチームなので、信頼が大事だと思っています。今まで出会ってきた方々は、ホントに信頼できる方々が多かったので、ありがたいですし、そういう人たちとやっていきたいという意思も持っています。


写真:石川佳純(全農)/撮影:ラリーズ編集部

――その“チーム石川佳純”の中で、石川選手自身の役割は?
石川佳純:やっぱり結果を出していくこと、そこで一生懸命頑張り続けることが、私の責任というか、やるべきことなのかなと思います。


写真:石川佳純(全農)/撮影:ラリーズ編集部

生まれた変化「卓球が楽しいと思ってもらえることがすごく嬉しい」

――プロ生活10年、石川選手は実力・知名度ともに日本の卓球人気を牽引してきました。いま、どういう思いですか。
石川佳純:卓球選手として卓球という競技を盛り上げたい、自分にできることがあれば積極的にやっていきたい気持ちはずっとあります。それで喜んでもらえる嬉しさというのも、最近感じていて


写真:石川佳純/提供:©T.LEAGUE

――その嬉しさは最近なんですか。
石川佳純:やっぱり若い頃は、自分が強くなること、成績を出すこと、あと、応援してくれた方にお返しする、それしかほぼなくて。自分が卓球界に貢献するという考えまでできなかったし、自分もそこまでできるとも思っていなかったです。
――これ以上ないくらい貢献してきてますけどね。
石川佳純:でも、卓球をやってる時間が長くなって、私のことを知ってくださる方も少しずつ多くなって、その中で、例えばTリーグで現地で卓球をお金を払って見てくださるっていうのは、やっぱりプロ卓球選手としてすごく嬉しいことです。

喜んでもらえて、卓球が楽しいと思ってもらえることがすごく嬉しいって思ってます。


写真:石川佳純/撮影:ラリーズ編集部

私を待っていてくれる方がいるなら

――2019年の東京五輪代表レースで多忙な時期でも、Tリーグに出場し続けたのも、その思いがあったんですか?
石川佳純:そうですね。もちろん自分自身の強化もありますし、その応援してくださる方々を感じ取れる場でもあるので、そこでまたパワーをもらって、ということもあります。私が試合に出るかもしれないって楽しみに待ってくれてる方がいるなら、出られる限りは出たいって気持ちでいます。


写真:石川佳純/提供:©T.LEAGUE

――試合中、会場の応援の声って聞こえてるんですか。
石川佳純:聞こえてます。ボードを作って観に来てくださる方とかもいて、めちゃくちゃ嬉しいです。


写真:石川佳純(全農)/提供:全農

――石川選手に憧れて卓球を始めた子どもたちも、とても多いです。7月には、2年ぶりに全日本ホカバ(全農杯全日本卓球選手権大会ホープス・カブ・バンビの部)が開催されます。
石川佳純:全日本ホカバって、いま思うと、ホントにいい大会だなと思うんですよね。もうホントにすごいじゃないですか。目標に向かって頑張る大会として、私にとってもすごく目標の大会だったので、そこで優勝を目指して、全国、世界で活躍するための最初の一歩になる大会だと思います。

一年間大会がなくて残念だった思いを、今年の大会にぶつけてほしいなと思いますし、頑張ってほしいです。


写真:2017年全国卓球選手権大会ホープスの部での張本美和選手/撮影:田村翔・アフロスポーツ

「嬉しい思い出も、すっごい悔しい思い出も」

――ちなみに、ご自身のホカバの思い出は、小学6年生のときの優勝の印象ですか?
石川佳純:そうですね。でも、毎年毎年思い出に残ってて、今でも全部思い出せます。2年生から出ていて、どの大会もすごく思い出深いです。
――良いも悪いも?
石川佳純:あります、あります。6年生以外は全部負けてるわけだから(笑)。そうなんですよね、嬉しい思い出も、すっごい悔しい思い出もあります。


写真:石川佳純(全農)/撮影:ラリーズ編集部

>>「試合前は少し変えます」石川佳純が気をつける食事とは【石川佳純・独占インタビュー #2】 に続く)

>>“エリート街道”を歩んできた鈴木李茄 「石川佳純との出会い」で変わった卓球観/a>

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