きっと来る、空前の卓球ブーム 卓球用品は再び売れ始めているか量販店に聞いてみた | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:スーパースポーツゼビオ東京御茶ノ水本店/撮影:ラリーズ編集部

卓球×ビジネス きっと来る、空前の卓球ブーム 卓球用品は再び売れ始めているか量販店に聞いてみた

2021.08.17 取材・文:槌谷昭人(ラリーズ編集長)

きっと来る。
いや、何度目かの、空前の卓球ブームが。
もちろん、東京五輪での日本選手の活躍のおかげだ。


写真:水谷隼(木下グループ)・伊藤美誠(スターツ)/提供:ロイター/アフロ

「水谷、神がかってたね」「いや、美誠ちゃんのカウンターヤバいでしょ」「なんと言っても後半の張本よ」
街の至るところで卓球の話題が聞こえてくる。

これを機に、ちょっと卓球してみようか。
コロナ禍で長く低迷した卓球用具市場が、再び動き始めるときがやってきたのだ。

初めて卓球に興味・関心を持った人が向かう大型スポーツ量販店には、既に影響は出始めているだろうか。
現在の動向を聞くため、御茶ノ水界隈へ向かった。


写真:スポーツ店にはスポーツタイプの自転車で向かうとテンションがさらに上がる法則/撮影:ラリーズ編集部

日本屈指のスポーツ店街、小川町へ

この御茶ノ水・小川町一帯には、大小多くのスポーツ店が立ち並ぶ。

明治期から学生街として発展してきたこの地域は、早くも昭和30年代からスポーツ店の出店が始まり、東京のみならず日本屈指のスポーツ店街として知られている。
すいません、看板読みました。


写真:看板が素敵な説明を載せてくれていた/撮影:ラリーズ編集部

とりわけ大型店舗として存在感を放つ、スーパースポーツゼビオ東京御茶ノ水本店にお邪魔して、卓球用具の売行きの動向について聞いた。


写真:あれだ!

圧倒的な品揃え

金メダルの余韻か、はりきりすぎてまだ開店前だった。


写真:スーパースポーツゼビオ東京御茶ノ水本店、開店は11時からです/撮影:ラリーズ編集部

少し待って、お話を聞いたのは、卓球売り場を担当する小林雅之さんだ。

この御茶ノ水本店で卓球を含むラケットスポーツ売り場を10年以上担当するベテランだ。


写真:スーパースポーツゼビオグループの小林さん/撮影:ラリーズ編集部

――東京五輪混合ダブルス金メダルの影響はありますか?
小林:
コロナの感染状況もあり、本格的にはこれからという感じです。ただ、数日前も、テレビで卓球を見たという東京在住の外国人のお父さんとお子さんが“卓球してみたい”と来店されて。

――おお。
小林:
いろいろご説明したんですが、この貼り上がり商品を見たら“これでいい”ってなっちゃったんですけど(笑)。でもまずは気軽に始めて頂くっていうのも、量販店ならではの良さなのかなと。


写真:キング、金メダルの眼光…!/撮影:ラリーズ編集部

あとは、先日お電話で「卓球台ありますか」っていうお問い合わせもありました。うちはオリジナルの台も販売しているので。

――台まで!盛り上がってきてますね。


写真:オリジナルで開発した卓球台。約4万円という破格の安さ/撮影:ラリーズ編集部

「リオ五輪後、お客様がぐっと増えた」

しかし、この御茶ノ水本店、ラバーやラケットも含めた品揃えの充実さに驚く。正直、都心の量販店の卓球売り場に、この数が置いてあるとは思いもしなかった。


写真:ラバーも豊富な品揃え/撮影:ラリーズ編集部

――ところで、品揃え多いですね
小林:
元々は卓球売り場は今の1/4くらいだったんです。ただ、約4年前のリニューアルのときに、本店という名前を持つからにはグループ一番の商品量、売り場面積にしようと。

あとは、卓球は5年前のリオ五輪でメダルを取ってから、やっぱりお客さんがぐっと増えたので。それまではインバウンド需要が大半でした。

――ということは、今回の東京五輪後も、間違いなくお客さんは増えそうですね
小林:
そうですね。もちろん、コロナウィルスの感染状況次第だと思いますが、特に学生さんたちが多く戻ってきてくれるのではないかと期待しています。


写真:10年以上卓球売り場を担当する小林さんの照れ笑い/撮影:ラリーズ編集部

――お客さんは、どんな方が多いですか?
小林:
うちは、中学高校の部活の学生さんと、少し年配の方が多いですね。これから始めるという方と、久しぶりに再開するという方と。

――これから始める、というお客さんには何をお勧めしますか?
小林:
初めて卓球をするお客さんへの伝えかたは結構難しくて。卓球の知識があって商品を見るとわかるんですが、初心者の方にはやっぱりわかりにくいので。先日からスターターセットとして、この「夢を叶えるおすすめセット」というのも用意して販売しています。


写真:スーパースポーツゼビオで販売しているスターターセット/撮影:ラリーズ編集部

――ラケット・ラバーでは、どのあたりが売れ筋ですか?
小林:
ラケットだと、張本智和モデルやコルベルなど選手の名前がついているものやインナーフォースなどですね。ラバーでは、うちの場合はテナジーなどのテンション系よりも、スレイバーやマークⅤ、ハモンドなどが多い印象です。


写真:4万円超の張継科SUPER ZLC、コロナ前までは中国からのインバウンド観光客のまとめ買いもあったという/撮影:ラリーズ編集部

小林:あとは、ステイホームらしい商品として、ご家庭のテーブルに取り付けられるこのネットも、結構売れてます。

写真:その名も“どこでもピンポン”/撮影:ラリーズ編集部

写真:びよーんと伸びてテーブルに挟める/撮影:ラリーズ編集部

量販店の良さとは

――量販店で卓球用具を買う良さって、なんですか?
小林:
練習に行くときのスポーツウェアなど、卓球用具とは違うものも含めて見られるのは良いですよね。トレーニングウェアなども、ああこんなのもあるんだね、っていう“ついで買い”もできますし。

お客様のペースで自由に見られるのも気楽で良いのかなと。ただ、たくさんの品揃えがあるので、必要なときや迷ったときは、私たちスタッフを呼んで頂ければと(笑)。

本当は広い試打スペースも

また、現在は新型コロナウィルスの影響で使えないのだが、ここスーパースポーツゼビオ東京御茶ノ水本店では、広い試打スペースも用意している。
卓球をやってみようかなと思った人が、自由に思う存分、用具を選び、試せる場所なのだ。

きっと来る空前の卓球ブーム、まずは都心の量販店の卓球売り場を覗いてみてはいかがだろうか。


写真:スーパースポーツゼビオ御茶ノ水本店/撮影:ラリーズ編集部

住所:東京都千代田区神田小川町3-6
電話番号:03-3233-1861
営業時間:平日・土曜 11:00-20:00、日曜・祝日 11:00-19:30
>>店舗のWEBサイト

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