写真:国際卓球渋谷店の外観とスタッフの皆さん/撮影:ラリーズ編集部
卓球×インタビュー 「お客様に満足してもらえるように」店舗内で試打できる国際卓球渋谷店 スタッフが語る魅力とやりがい
2025.01.10
お世話になっている卓球プレーヤーも多いであろう国際卓球株式会社。新宿区若松町に「国際卓球センター」として創業した昭和21年から長い歴史を積み上げている。
現在では、高田馬場、渋谷、上大岡、町田、所沢と5店舗を構えている日本国内最大級の卓球専門店だ。
前回は国際卓球高田馬場本店にお邪魔し、店長の小高博信さん、卓球場コーチの小田康介さんにそれぞれお話を伺った。
今回は、国際卓球渋谷店で店長の坂本久美子さん、スタッフの星野雄馬さん、園田秀一さん、藤本晃大さんの4名にお話を伺い、長く卓球人に愛される国際卓球の魅力に迫った。
>>「お店のファンになってもらう」創立66年の卓球専門店・国際卓球が意識する“愛される店舗経営のコツ”
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クラブチームの監督に誘われ国際卓球へ入社
写真:店長の坂本久美子さん/撮影:ラリーズ編集部
それから渋谷店へ異動になり、5年勤務しているのでトータルで21年ぐらい働いてます。現在は国際卓球渋谷店の店長をしています。
そんなとき、九十九クラブの監督の園田さんが『国際卓球で頑張ってみたら?』と声をかけてくれて。それで社長を紹介してもらって、そこからアルバイトとして国際卓球へ入ることになりました。
学校やクラブチームで、その方と一緒に練習のお手伝い等をさせていただいたり、ユニフォームやシューズのサイズ取りをしたり、用具についての相談に乗ったりと外商の基本も教えていただきました。
写真:坂本久美子さん/撮影:ラリーズ編集部
最近では、若い子たちに仕事をお願いすることが増えて自分が現場に出ることは少なくなりました。それでもずっとこの活動を続けてきました。
お客さんにも伝わるスタッフの仲の良さ
写真:ラバー売り場の様子/撮影:ラリーズ編集部
雰囲気としては年齢が幅広くて和気あいあいとしているのが特徴です。心の距離が近いからこそ意見の交換もしやすいですね。お客さんにも伝わるくらいの仲の良さが売りです。
写真:試打ラケットコーナーの様子、ラケットが棚にびっしり置かれている/撮影:ラリーズ編集部
常にお互いアンテナを張りながら、思ったことをその場で共有し合うような形で進めています。
海外の方まで注目してくれるのは本当に嬉しいです。
小澤さんは本当に英語がペラペラで、渋谷店は他の店舗より外国人のお客さん方が多いこともありぜひ入っていただきたいと思ってお願いしました。英語を話せるスタッフが中々いないのでとても助かっています。
写真:国際卓球渋谷店の外観とスタッフの皆さん/撮影:ラリーズ編集部
お客さんがいたからこそ仕事を続けることができた坂本店長
写真:坂本久美子さん/撮影:ラリーズ編集部
でもまずは、3年間は諦めずにやってみようと思って頑張ってみたんです。そうしたら時が経つにつれて私を指名してくれるお客さんもだんだん増えてきて、それが次第にとても嬉しくなりました。
元々はお客さん、入社きっかけは店舗の募集をみて応募
続いては、勤務10年目の星野雄馬さんにお話を伺った。
写真:星野雄馬さん/撮影:ラリーズ編集部
入社の決め手は何でしょうか?
セールの時などはまた違うことをやるので、その都度経験しながら身につけましたね。
特に印象に残っているのは入社4か月目くらいのことです。ある日、社員は僕だけでアルバイトが2人という状況だったのですが、その際上司に「もう1人でも大丈夫でしょ?」と言われて、「大丈夫です!」と返しながらなんとか乗り切りました。
そんな小さな経験の積み重ねで、少しずつ慣れていった感じです。気がつけば、あっという間に9年が経っていました。
写真:ラバー売り場の様子/撮影:ラリーズ編集部
お客さんからの感謝にやりがいを感じる
写真:星野雄馬さん/撮影:ラリーズ編集部
相談してもらえたり信用してもらえるようになったりした瞬間に嬉しさを感じました。
「こんな打ち方があるんだ」とか、「一見変わった組み合わせに見えるけど、実はすごくいい組み合わせなんだ」とか今でも驚かされることが多いです。
用具の知識はすぐに身につくものではないので、卓球の歴史を勉強したり、実際に使っている人の話を聞いたり、自分で打ってみたりしながら、常に学び続けています。
また、最近は外国のお客様が増えていて、英語があまり得意ではないので、細かいニュアンスが伝わらないことがあって申し訳なく感じることもあります。
用具を選ぶときに不安を感じるお客様も多いので、「何を持って良いと感じてもらえるのか」「どういうものを求めているのか」を掘り下げて確認します。お客様から「とにかく良いものが欲しい」と言われることもありますが、「良いもの」といってもその方に合うものは何か、という点を考えるようにしています。
自分も用具が好きなので、いろいろな話を聞きながら、なるべくお客様に合ったものを提案して「良いものを買えたな」と満足してもらえるよう心がけています。
ラケットの試打が可能な渋谷店
国際卓球の渋谷店がそのシステムを取り入れたのは、6年前に移転してからです。それまではできなかったことですからね。
写真:卓球台の写真、実際に試打も可能/撮影:ラリーズ編集部
勤続35年の大ベテラン社員 園田さん
写真:園田さん/撮影:ラリーズ編集部
続いては、勤続35年目の園田さんにお話を伺った。
ちょうど娘が生まれたばかりのタイミングだったので、本当にありがたかったです。
ラバーはたくさんの種類があります。だからこそお客さんの好みも大きく分かれちゃうので、それに1つずつ対応するのが大変でした。
でもそれが卓球の良さだと思うので、1からしっかりと覚えました。すると、お客さんからの感謝の声もいただけて、どんどんやりがいを感じ、気づけば35年働いています(笑)。
写真:シューズ売り場の写真、国際卓球渋谷店では豊富なシューズの取り扱いをしている/撮影:ラリーズ編集部
コロナ禍を乗り越えられたのは社長の思いと新芽
また、コロナの時期は実店舗ということもあり、社長も大変だったと思います。ただ、社長の人想いな性格、「人は財産」という考え方もあって人員削減は至らなかったです。
その時みんなで「あの新芽のように頑張っていこうよ」という話になったんです。
大好きな卓球を仕事にしたい思いから入社
写真:藤本晃大さん/撮影:ラリーズ編集部
最後は好きな卓球を仕事にしたい思いから入社した藤本晃大さんにお話を伺った。
そんな中、知り合いの紹介で国際卓球を紹介してもらい2019年の12月に入社しました
それでも、新しい環境で学ぶことの面白さややりがいを感じられるようになったので、この選択は正解だったと思っています。
チームを訪問し、用具説明まで手掛ける
写真:藤本晃大さん/撮影:ラリーズ編集部
また、メーカーさんに協力していただき講習会を開くこともありますね。
最初は全く注文がもらえなかったり、渋谷店の売り上げを大きく落としてしまった時期もあり、「これはやばいな」と辛く感じることもありました。
その瞬間は本当に嬉しかったです。
卓球専門店だからこそ明るく接客を
写真:藤本晃大さん/撮影:ラリーズ編集部
だからこそ、スタッフから明るくて優しく接することで、お店の雰囲気も良くなって実際に来てくれるお客さんも多いんです。
それで喜んでもらったり商品を購入してもらえたりするので、明るくて良い雰囲気はアピールポイントの1つだと思います。
前回の高田馬場本店でのインタビューに続き、渋谷店の坂本さん、星野さん、園田さん、藤本さんの4名から渋谷店の秘密についてお伺いできた。
4人とも口を揃えて「明るく楽しい職場」だと答えている。まさにこの言葉通り、明るい雰囲気で店舗を経営していることが分かった。
今後の国際卓球に注目だ。
年始セールのお知らせ
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年始セール:2025年1月3日(金)~1月13日(月・祝)
営業時間
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年始セール最終日の1月13日は午後5時までの営業。
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2等:5,000円分商品券
3等:3,000円分商品券
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※抽選結果は2025年1月14日(月)に店頭またはLINEで発表します。