世界選手権シングルス2連覇!張継科選手の輝かしい経歴


文:ラリーズ編集部

2011年と2013年の世界選手権のシングルスでは連覇を成し遂げ、2012年のロンドン五輪では金メダルを獲得するなど、数々の輝かしい戦績を持つ張継科(チャン・ジィカ/ZhangJike)選手。

鋭く美しいドライブスイングや大胆かつ軽やかな身のこなし、変幻自在のバックハンドなど、さまざまな魅力を持つ卓球プレーヤーです。

そこで今回は、張継科選手についてご紹介します。

張継科選手について

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2008年の全中国選手権大会に突如現れ、当時中国で「三強」と呼ばれていた王皓、馬琳、王励勤の3人を倒すという快挙を成し遂げた張継科選手は、実力とスター性を兼ね備えた卓球プレーヤーです。

その快挙からわずか4年でワールドカップや世界選手権、オリンピックを制覇するなどして、卓球ファンのみならず世界中の人々を魅了してきました。

まさに「パーフェクト」といっても過言ではない張継科選手とは、一体どのようなプレーヤーなのでしょうか。

張継科選手のプロフィール

張継科(チャン・ジィカ/ZhangJike)選手は、1988年2月16日に中国・山東省青島市で生まれました。

「息子をサッカー選手にしたい」という父親の思いとは裏腹に、張継科選手は卓球へ興味を持ち始めます。

そして、わずか5歳で卓球の世界に飛び込み、厳しい父親の指導のもと、15歳で中国男子ナショナルチームに所属しました。その後、2008年に全中国選手権で優勝したのを皮切りに、さまざまなタイトルを獲得しています。

「眠たそうな顔をしている」といわれることが多く、クールな顔つきの張継科選手ですが、その実は卓球に対する情熱を内に秘めたプレーヤーとして知られています。

過去には試合後にユニフォームを引き裂いたり、勝利を収めた途端その場に寝転んだり、スポンサー企業の広告を破壊して弁償騒ぎに発展させたりと、突拍子もない行動で人々を驚かせてきました。

張継科選手のプレースタイル

パワーやスピード、テクニック、サーブ、レシーブ、経験値と、どの項目においても高い実力を持つ張継科選手のプレースタイルは、「右シェーク両面裏ソフトドライブ型」です。攻撃的なバックハンドや、YG(逆横回転系)サービスからの鋭く力強い両ハンドドライブを武器に、数多くのタイトルを手にしてきました。

また、台上バックドライブでフォア前のボールをもカバーするという変幻自在のプレーは、世界各国のプレーヤーに衝撃を与えています。

加えて、フォアハンドのみでコート全面をカバーしてしまうほどの、まるで重力に逆らうかのような軽いフットワークも張継科選手のプレースタイルの特徴です。

張継科選手の世界ランキング

張継科選手は、2017年8月時点の最新世界ランキングにおいて第5位に君臨しています。2015年6月には第3位にランクインしたこともある実力者で、今もなお注目すべき卓球プレーヤーのひとりです。

張継科選手が使用しているラケット

張継科選手が使用しているラケットは、スーパーZLカーボンを搭載した第1号モデル「張継科 SUPER ZLC」です。

攻撃用のシェークハンドラケットで、5枚合板とスーパーZLカーボンで構成されています。

反発特性は12.3、振動特性は11.1です。

従来のラケットよりも高反発エリアが広く設計されており、威力のあるドライブを安定して打つことができます。

ブレードサイズは157×150mm、ブレード厚みは5.6mm、グリップサイズは100×25×34mm(FL)・100×23×28mm(ST)・100×24×32mm(AN)、平均重量は89gです。

なお、「張継科 SUPER ZLC」と同タイプの「ビスカリア」もよく使用されています。

張継科選手の戦績

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張継科選手の戦績を語る上で外せないのが、2008年の全中国選手権です。

当時最強と称されていたプレーヤーたちが、全く無名のプレーヤーに次々と倒されていく様は、卓球ファンのみならず多くの人々に衝撃を与えました。

その後、2011年の世界選手権とワールドカップで優勝を飾り、2012年のロンドン五輪では金メダルを獲得します。

オリンピック・世界選手権・ワールドカップは、卓球における3大タイトルとされており、中国ではこれを「大満貫」と呼びます。

大満貫を達成することは卓球プレーヤーとしての最大の名誉とされていますが、これをクリアしたプレーヤーはそう多くありません。

そんな中、張継科選手はデビューからわずか4年で大満貫を達成しました。

この驚異的スピードは、史上最短といわれています。

大満貫達成後も、2013年の世界選手権シングルス優勝、2014年の男子ワールドカップ優勝、2015年の世界選手権蘇州大会シングルス3位・ダブルス優勝、2016年のリオ五輪シングルス準優勝・団体優勝など、輝かしい戦績を残しています。

大満貫達成の張継科選手から目が離せない

張継科選手は、2008年の全中国選手権大会に惑星のごとく現れてから、目覚ましい活躍を見せ続けてきました。

30歳を目前にした現在も、両ハンドドライブのパワーやスピードには磨きがかかっています。

王励勤や馬琳、王皓などの実力派プレーヤーの力を以ってしても達成できなかったミッション「大満貫」を華々しく達成してみせた張継科選手の活躍に、今後も期待が高まります。

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