文:川嶋弘文(ラリーズ編集部)

見どころ

美女卓球選手としてテレビや雑誌への出演回数も多く、全日本学生選抜チャンピオン。
人気と実力を兼ね備えたラリーズ注目選手の山本怜(青森山田中高→中央大学)が登場。

青森山田出身の選手は伝統的にフォームを矯正されないため、個性的な打ち方の選手が多い。
山本も一見手打ちに見える個性的な打法を操り、穴の無い堅実な両ハンドで試合を進める柔のタイプだ。

一方、高原小麦(札幌大谷→日本大学)はサウスポーからのパワー攻撃が魅力。
特に投げ上げフォアサーブは中国の丁寧や日本代表の早田ひなを彷彿とさせるフォームでサイドスピンが非常に鋭く、ロングサーブもショートサーブも威力が抜群だ。
このフォアサーブで相手を崩してからパワーある連続攻撃で相手を仕留める剛のタイプだ。

パワーで勝る高原の豪快な卓球に対し、ラリーの中でループドライブやブロックで緩急をつけたり、ストレート攻撃の比率を上げたりすることで、高原のミスを誘い得点を拾っていく山本の冷静な戦術が見どころ。

どのセットもどちらが獲るか分からない好試合となったが、最終的には試合巧者の山本が柔で剛を制した。

山本はこの勝利で勢いに乗り、この春季関東学生リーグ7戦全勝で優秀選手賞を獲得した。

勝負を分けたこの1本

【4分30秒-4分40秒】
※ページトップと同一の試合動画について、再生開始箇所を調整してお送りします。

セットカウント1-1で迎えた勝負の3セット目。

山本怜が緩急をつけた攻撃で高原を9-5でリード。

追い込まれた高原は、それまで使っていなかった山本のフォアサイドを切るサーブを2本連続で使い、2連続得点をし9-7となった。

高原がこのフォアサイドを切るエースサーブを温存せず、試合の前半で使えていればバックへのロングサーブがもっと効いた可能性が高い。またこの後、10-9となった場面で使えていれば展開は違ったかもしれない。

対する山本は終始ミドル前に徹底してサーブを出し続けることで高原のレシーブ強打を封じ、苦しい試合ながらも勝ちを拾った。

サーブの微妙な配球と戦術の差が勝負を分けた。

試合情報

・大会名:平成29年度春季 関東学生卓球リーグ戦 女子 第1戦
・選手名:山本怜(中央大学) 対 高原小麦(日本大学)
・大会種別:団体、シングルス、国内、大学、女子
・試合結果:山本3-1高原
・配信元のフルバージョン動画を見たい方はこちら

協力:LaboLive

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