文:ラリーズ編集部
9月10日から14日にかけてITTFチャレンジプラス・パラグアイオープンが開催され、男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルス、U21男女シングルスの計7種目が行われた。
これら7種目のうち、混合ダブルスとU21男子シングルスを除く5種目で日本選手が優勝し、南米パラグアイで日本の存在をアピールした。
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男子試合結果
写真:カタールオープンでの森薗政崇(BOBSON)/提供:ittfworld
男子シングルスでは、森薗政崇(9月世界ランキング62位・BOBSON)が決勝でロベルト・ガルドシュ(同42位・オーストリア)をストレートで下し、見事優勝を果たした。また森薗はルボミール・ピシュテイ(同55位・スロバキア)と組んだ男子ダブルスでも優勝し、2冠を達成している。
丹羽孝希(同10位・スヴェンソン)はアメリカのZHANG Kai(同546位)に敗れ、シングルス1回戦敗退となった。
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女子試合結果
写真:韓国オープンでの橋本帆乃香(ミキハウス)/提供:ittfworld
女子シングルスでは、早田ひな(同29位・日本生命)が決勝で橋本帆乃香(同36位・ミキハウス)との同士討ちを制し、優勝を決めた。早田はこれで2019年のITTFチャレンジシリーズで4勝目となった。
準優勝となった橋本は、準々決勝で塩見真希(同97位・ミキハウス)を4-0で下すなど、決勝まではオールストレートで勝ち上がり、抜群の安定感を見せた。
また女子ダブルスでは、第1シードであった橋本/塩見が順当に優勝。国際大会にこのペアでエントリーするのは初めてだったが、見事優勝を飾った。
塩見真希はU21女子シングルスでも1位に輝き、今大会2つの種目を制覇した。