文:ラリーズ編集部
16日、卓球選手の早期強化を目的とした「日本卓球界初U-7卓球選手育成事業“未来のメダリスト”第二回特別強化合宿」は2日目を迎えた。この日も、リーグ戦と卓球トレーニング、ダンス練習が行われた。今回は、卓球と一見関係のなさそうなダンスについて実際の様子を交えて紹介する。
EXILE TETSUYA氏監修トレーニング実施
写真:ダンスする選手たち/撮影:ラリーズ編集部
この合宿では、卓球だけではなくダンスを取り入れたトレーニングも採用されている。監修したのは、EXILEのTETSUYA氏。TETSUYA氏は、本業のパフォーマンスだけでなく、2013年からNHK Eテレ「Eダンスアカデミー」に講師として出演し、テレビを見ながら楽しく踊れる易しいダンスをレッスンしている。そんなTETSUYA氏が卓球界の未来のホープにダンス講習をした。
前半は、テンポの良い音楽に合わせてのフットワークをメインにした練習から始まった。中には、フォアとバックの素振りなど卓球の動きを取り入れた練習もあり、参加した選手も懸命に取り組む姿が見られた。
後半は、EXILEの曲に合わせての練習。こちらはメインがダンスで、その中にフットワークや卓球での素振りを組み合わせた振り付けも実施された。一見、ダンスと聞くと卓球は連想しづらいが、卓球の動作を取り入れることによって、選手にとっては親しみがあるようだった。
最後は「Choo Choo TRAIN」の曲の頭から、参加者と一緒になって、コーチ陣も踊り会場に一体感が生まれ、最後はたくさんの拍手で結ばれた。
写真:ダンスする選手を見るEXILE TETSUYA氏/撮影:ラリーズ編集部
EXILE TETSUYA氏 コメント
写真:EXILE TETSUYA氏/撮影:ラリーズ編集部
ダンスが卓球にどこまで可能性があるかが前回は手探りだった。今回はどういった動きや速さが卓球に必要かを勉強して臨んだ。
例えば、1分間の高速卓球ラリー数の世界記録が180回とのことですが、これにプラス5回を目指したい。そんなスピードを体感するような体の動かし方にダンスでチャレンジした。