文:ラリーズ編集部
26日、「斎藤工さん×メダリスト 読売新聞スペシャルトーク/CM発表会」が行われ、俳優の斎藤工さん、パラ水泳選手・江島大佑さん、ロンドン五輪卓球メダリストの平野早矢香さんが登場した。
イベントでは、斎藤工さんが特別記者として江島選手や平野さんに質問を投げかけた。トークの中で平野さんは自身がメダルを獲得したロンドン五輪や、開催が間近に迫った東京五輪について語った。
「卓球界の転機」 2012年ロンドン五輪を振り返る
写真:銀メダルを手にする斎藤工さん/撮影:ラリーズ編集部
斎藤さんからロンドン五輪での経験について尋ねられた平野さんは、「当時マイナーな競技だった卓球が、オリンピックというスポーツの祭典で注目された。帰ってきてから世間の卓球への熱の高まり、子供の意識の高まりを実感した。卓球界の転機だったと思う」と語った。自身にとっても、卓球という競技にとっても大きな意味のある大会であったことを振り返った。
平野さんが実際に獲得した団体での銀メダルを斎藤さんに手渡すと、斎藤さんは「ずっしり重たい。思いの重さを感じる」と話した。日本卓球史上初の五輪のメダルは、大きな存在感を放っていた。
「伊藤美誠選手や混合ダブルスに注目」 東京五輪への期待
写真:五輪について語る平野早矢香さん/撮影:ラリーズ編集部
また斎藤さんは東京五輪の注目ポイントについて尋ねた。質問に対し平野さんは、「やっぱり伊藤美誠選手。去年も何人も中国選手を倒しているし、オリジナルのプレースタイルを持っているので、打倒中国で金メダル獲得を期待したい」と女子代表・伊藤美誠(スターツ)への期待を語った。
さらに、「ミックスダブルスの水谷隼選手と伊藤美誠選手のペアが金メダルに一番近いのではと思っている」と、新種目の混合ダブルスも注目の競技としてあげた。
最後に、「五輪は選手としてだけでなく、いろいろな形で携わることで日常にない感動を得られる大会なので、是非応援して欲しい」と東京五輪への思いを語った。