文:ラリーズ編集部
11日、卓球Tリーグ男子のT.T彩たまが、3月1日にグランドオープンした新練習場・T.T彩たま卓球ステーション浦和美園店で公開練習を開催した。新練習場は坂本監督プロデュースで、選手の練習場も兼ねた施設となっている。
1月末に完成した新しい練習場で最終戦へ向け練習開始🏓
試行錯誤し、シーズン中に完成を目指し沢山の方の協力を得ながら出来上がりました!!
因みに一応私坂本監督プロデュースということになっております!!
色合いは明るい色を基調にお洒落に作りました👍
場所は浦和美園になります!!#TT彩たま pic.twitter.com/O4j7JdyrrI— 坂本竜介/Ryusuke Sakamoto (@ryusukesakamoto) February 13, 2020
入口にアルコール消毒を設置し、常に換気した状況で、来場者全員にマスク着用も徹底し、マスクがない来場者にはチームから配布も行われた。さらには転がってきたボールも拾わないなど新型コロナウイルス対策を徹底した中で行われた。
公開練習には神巧也、松平健太の2選手と坂本竜介監督が登場し、集まったファンにトップレベルのプレーを披露した。
ハイレベルなプレーでファンを魅了
写真:神巧也(T.T彩たま)/撮影:ラリーズ編集部
公開練習が始まると、神巧也がフォアハンドドライブを、松平健太がバックハンドドライブを披露。ボールのスピードやミスの少なさに、ファンたちの目は釘付けとなった。両選手は威力を出したり、安定して入れるためのポイントを解説した。
その後、観客から技術についての質問を受け、松平がフォアフリックとストップ、神がバックハンドのコツを紹介。トップクラスの選手によるアドバイスに、集まったファンは熱心に耳を傾けていた。
見応えのあるラリー続出のエキシビションマッチ
写真:エキシビションマッチでの松平健太(T.T彩たま)/撮影:ラリーズ編集部
続いて神、松平による2ゲームのエキシビションマッチが行われた。両選手ともロビングでの粘りや引き合い、カウンターなどの見応えのあるプレーを連発し、観客を沸かせた。スーパープレーに対しては坂本監督が「今のプレー3点扱いで」とコメントするなど、選手もファンも大いに盛り上がった。
エキシビションマッチ後、ファンからTリーグ2ndシーズンについての質問を受けつけた。「一番印象に残っている試合は?」という質問に対し、松平は「(12月の)立川の試合。前半0-2だったがそこから勝てた。チームとしていい試合だった」と答えた。
ファンへの感謝を伝える
写真:ファンへの挨拶をする坂本竜介監督、神巧也、松平健太(T.T彩たま)/撮影:ラリーズ編集部
最後に神、松平、坂本監督が挨拶として、2ndシーズンを振り返った。
神は「誰かに背中を押してもらえるというのはこういうことなんだなと感じた1年でした」、松平は「熱い応援だったり、そういう中で戦えたことは生涯の財産です」とコメントし、ファンへの感謝の気持ちを伝えた。
坂本監督は「来シーズンは遅くとも(21試合中)18試合目までにファイナル進出を決められるようなチームにしたい」と、来季への意気込みを語った。
今シーズンは惜しくもファイナル進出を逃したが、すでに前を向き来シーズンを見据える彩たま。ファンの「爆援」を受け、どんな活躍を見せてくれるのか注目だ。
公開練習が行われたT.T彩たま卓球ステーション浦和美園店
写真:T.T彩たま卓球ステーション浦和美園店/提供:T.T彩たま
住所:埼玉県さいたま市岩槻区美園東3丁目19-4