文:ラリーズ編集部
31日、国際卓球連盟が、3月のPlayer of the Month(月間優秀選手)であるITTFソーシャルメディア賞の候補者を発表した。
10人の選手が候補に挙がり、中国の樊振東(ファンジェンドン)やイングランドのリアム・ピッチフォードに加え、日本からは佐藤瞳(ミキハウス)が候補に選ばれた。候補者は以下の通り。
>>世界卓球(団体)代表に“カット型”佐藤瞳が初選出 気になる「選考基準」とは
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樊振東
写真:樊振東(中国)/提供:ittfworld
一人目の候補者は中国の樊振東。樊振東は3月3日から8日にかけて行われたカタールオープンの決勝でリアム・ピッチフォードを破り、14回目となるワールドツアーシングルス優勝を果たした。
リアム・ピッチフォード
写真:リアム・ピッチフォード(イングランド)/提供:ittfworld
カタールオープンで許昕(シュシン・中国)を破り準優勝を果たしたイングランドのピッチフォードも候補に挙がった。ピッチフォードはダブルスでも準優勝しており、単複ともにイングランド勢初となるプラチナ大会でのメダル獲得という偉業を達成した。
カマル・アチャンタ
写真:カマル・アチャンタ(インド)/提供:ittfworld
オマーンオープンシングルス優勝のカマル・アチャンタ(インド)も候補に挙がった。アチャンタは、オマーンオープンで2010年のエジプトオープン優勝以来、10年ぶりとなるワールドツアー優勝を果たした。
佐藤瞳
写真:佐藤瞳(ミキハウス)/提供:ittfworld
日本からは、カットマンの佐藤瞳が候補入り。佐藤は、オマーンオープンのシングルス決勝で加藤美優(日本ペイントホールディングス)との同士討ちを制し優勝している。また、橋本帆乃香(ミキハウス)とペアを組んだダブルスでも優勝した。
ワン・ユージン
写真:ワン・ユージン(カナダ)/提供:ittfworld
ワン・ユージンは、カナダの卓球選手で、北アメリカ五輪予選でシングルスと混合ダブルスの2種目で優勝し、東京五輪出場権を獲得した。ワン・ユージンは、東京五輪で3度目の五輪出場となる。
チャン・モー
写真:チャン・モー(カナダ)/提供:ittfworld
続いては同じくカナダのチャン・モーが候補入り。チャン・モーは北アメリカ五輪予選でシングルス優勝に加え、ワン・ユージンと組んだ混合ダブルスでも優勝し、4度目となる五輪出場権を獲得した。
Giulia Takahashi
写真:Giulia Takahashi(ブラジル)/提供:ittfworld
ブラジル出身の14歳、ブルーナ・タカハシの妹のGiulia Takahashiが候補入り。Giuliaは、南アメリカジュニア&カデット選手権でカデット女子シングルス、カデット女子ダブルス、カデット混合ダブルス、カデット団体の4種目で優勝という快挙を達成した。また、その直後のペルージュニア&カデットオープンでも同じく4種目で優勝している。
Prithika Pavade
写真:Prithika Pavade(フランス)/提供:ittfworld
Prithika Pavadeは、15歳のフランス人卓球選手。2月のスウェーデンジュニア&カデットオープンで優勝したPrithika Pavadeは、3月のヨーロッパU21選手権でも優勝する活躍を見せた。
Yang Qian
写真:Yang Qian(オーストラリア)/提供:ittfworld
続いてはオーストラリアのパラ卓球選手、Yang Qianが候補入り。Yang Qianは、コスタブラバスパニッシュパラオープンで女子クラス9-10シングルスと団体の2種目で優勝した。
Peter Mihalik
写真:Peter Mihalik(スロバキア)/提供:ittfworld
同じくパラ選手から、スロバキアのPeter Mihalikも候補に挙がった。Peter Mihalikは、コスタブラバパラオープンで、シングルスクラス4と団体クラス3-4の2種目で優勝した。