文:ラリーズ編集部
スウェーデンリーグが今季の全日程を終了した。日本からは神巧也(T.T彩たま)と英田理志(愛媛県競技力向上対策本部)、坪井勇磨(東京アート)が参戦しており、英田が個人成績、チーム順位ともに1位となった。
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神はハードスケジュールのなか11勝
写真:ハンガリーOPでの神巧也/提供:ittfworld
日本のTリーグでも活躍した神巧也はセーデルハムンに所属。TリーグのT.T彩たまでは主将として13勝と、最多勝を挙げた。さらには世界各地のワールドツアーにも参戦し、世界ランキングを50位以内まで押し上げることに成功した。
そして今日から1ヶ月ちょっとの間
、埼玉を離れます…😢アジア選手権→スウェーデンリーグ→スウェーデンOP→ドイツOP→スウェーデンリーグ。
成長してTリーグに帰ってきます!
Mr.Childrenの【幻聴】を聞いて、モチベ上げていくぞ👍️
— ジンタク/JIN TAKUYA (@jintaku15) September 11, 2019
そんなハードスケジュールのなか参戦したスウェーデンリーグでは11勝1敗の好成績を残した。鉄人とも言うべき活躍ぶりだ。神の近年の活躍の裏には、スウェーデンリーグを含めた多くの試合経験があるのだろう。
坪井勇磨もセーデルハムンで試合に出場し、2勝1敗の成績を残している。
カットマン英田が個人成績1位の快挙
かつて所属した日本の実業団をやめ、単身スウェーデンに渡ったカットマンの英田が異国の地で快挙を達成した。個人成績で17勝2敗となり、全選手で1位に輝いた。所属するエースレーブはリーグで1位となり、英田がチームの躍進に貢献した。
また、同じエースレーブからはTリーグのT.T彩たまでも活躍したトルルス・モーレゴード(スウェーデン)も参戦。モーレゴードは12勝0敗と、個人成績3位となった。
ラリーズ編集部はシーズン終了後の英田にコメントを求めた。
「スウェーデンリーグの最終戦があり個人は1勝1敗でしたが、チームは4-2で勝つことができました。
おかげさまで今シーズンは個人成績もチームも1位でした。
3月末から4月中頃にかけてプレーオフがあるので気を引き締めてチームの優勝に貢献できるように頑張ります💪」
残念ながら参戦していたポーランドOPは中断となってしまったが、12日まで行われていた試合では予選突破を決めていた。独りで渡欧し奮闘する“英田理志”の名前は覚えておくべきだろう。