世界卓球で26年ぶり銅メダル獲得の女子ルーマニア代表 政府からの遠征費・報奨金の未払いが発覚 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

世界卓球2026で銅メダル獲得のルーマニア女子代表/撮影:ラリーズ編集部

卓球ニュース 世界卓球で26年ぶり銅メダル獲得の女子ルーマニア代表 政府からの遠征費・報奨金の未払いが発覚

2026.05.13

文:ラリーズ編集部

ルーマニアメディア「Gazeta Sporturilor」の公式YouTubeチャンネルは11日、世界卓球2026ロンドン大会女子ルーマニア代表へのインタビュー動画を公開。動画内では、ルーマニア政府から過去2年半の遠征費や報奨金が未払いとなっている事実が明かされた。

政府の長期に及ぶ未払いが発覚

先日閉幕した世界卓球ロンドン大会において、女子ルーマニア代表は2000年以来26年ぶりとなる銅メダルを獲得した。

ルーマニアメディア「Gazeta Sporturilor」は、帰国後の代表選手に空港で取材を実施。取材冒頭では、歴史的快挙となったメダル決定の瞬間や獲得の気持ちについての質問が投げかけられ、エースのベルナデッテ・スッチは「夢が叶った気分。どう勝利を祝うかは自然に湧き出た。」と語っていた。


写真:“セレブレーション”が話題になったルーマニア女子代表/撮影:ラリーズ編集部

しかし取材中盤では、代表選手の遠征費及び報奨金をルーマニア政府が約2年半にわたって支払っていない事実について記者が言及。会話の内容によれば、他競技のルーマニア代表選手に対しても同様の未払いが発生しており、この事案は以前からルーマニア国内でも問題視されていたことだという。

エリザベタ・サマラは「練習や治療等で金銭的な支えがなければ、(卓球が)好きという気持ちも失われる。空腹では戦えない。」と口にする。アンドレア・ドラゴマンは「(報奨金がないと)評価されていないと感じ、モチベーションが下がってしまう」、スッチも「国内選手権の後にも言った。受け取るべきお金はたくさんあるが、もう話したくない。」と話した。

歴史的な快挙、観客を驚かせた“セレブレーション”、今大会数々の話題を呼んだ女子ルーマニア代表。卓球選手に限らず、国を代表してスポーツしている選手に対しての政府の誠実な対応を願うばかりである。

【動画】エリザベタ・サマラ、ベルナデッテ・スッチ、アンドレア・ドラゴマンが空港で抗議:「空腹には勝てない!」※タイトルは日本語訳