文:ラリーズ編集部
ヨーロッパ卓球連合(ETTU)は23日、2023年のヨーロッパ選手権の団体戦を、スウェーデンのマルメで開催することを決定した。
アイスホッケー会場の氷を溶かして設営
ETTU副会長のペドロ・モウラは2023年大会は、1990年のイェーテボリ大会以来のスウェーデン開催となることにも触れ、「ETTUの最も名誉あるイベントであるヨーロッパ選手権を、33年ぶりにスウェーデン・マルメで開催できることを大変嬉しく思います」とコメントした。
大会会場となるマルメ・アリーナは2008年に建設され、これまでにジュニアアイスホッケー世界選手権やハンドボール世界選手権などが開催されてきた。通常はアイスホッケーの会場として使用されているため、ヨーロッパ選手権では、氷を溶かして木製の床を敷き、その上に赤い卓球用マットを置き、大会を開催するという。2018年にハルムスタッドで開催された世界選手権でも、同様の方法で開催されている。
スウェーデン卓球協会は「欧州選手権は、世界で最も素晴らしく、最も評価の高い卓球イベントの一つです。このようなイベントを開催することは大きな責任を伴います。素晴らしい伝統、組織的な知識、そして卓球というスポーツへの情熱を柱にした招致活動により、完璧な未来を実現します」とコメントを残している。
スウェーデンの新星・モーレゴードインタビュー
写真:トルルス・モーレゴード(スウェーデン)/撮影:保田敬介