張本智和が移籍 琉球アスティーダと3年契約 入団記念でクラブトークン贈呈の"卓球界初"の試みも | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:張本智和(IMG)/提供:WTT

卓球ニュース 張本智和が移籍 琉球アスティーダと3年契約 入団記念でクラブトークン贈呈の“卓球界初”の試みも

2022.05.09

文:ラリーズ編集部

卓球Tリーグ男子・琉球アスティーダは9日、東京五輪卓球日本代表で男子団体銅メダルを獲得した張本智和(IMG)と選手契約したことを発表した。

張本智和が琉球アスティーダへ

張本は4シーズン木下マイスター東京でプレーしており、4thシーズンはチームのプレーオフファイナルにも貢献していた。今回、初の移籍となり、琉球アスティーダの一員として加入する。また、先日ヨーロッパチャンピオンズリーグにはドイツ・ブンデスリーガのノイ・ウルムから参戦することも発表されており、Tリーグと掛け持ち参戦となる。

琉球アスティーダと張本の今回の選手契約は、3年間契約となり、琉球アスティーダのスローガンである「世界を獲りいくよ。」の通り、2年後のパリ五輪での張本のメダル獲得に向けて、全力で支援していくという。また、ブロックチェーン技術を利用したクラブトークンのアスティーダトークンを入団記念で張本に進呈し、試合でも付与される。

サッカー界では、リオネル・メッシとパリ・サンジェルマンの契約金の一部にクラブトークンが採用され話題となったように、プロ卓球チームでは世界初の試みとなる。

クラブトークンは、ファンが所有することでクラブへの応援参加を促進しチームの人気と成績を向上させるほか、選手の努力がチーム成績だけでなくファンへの還元にもつながることが期待され、今回の張本入団を記念し、トークン発行型クラウドファンディング 2.0「FiNANCiE」にてアスティーダトークン特別企画の開催も予定しているという。

クラブトークンとは

クラブトークンとは、欧州を中心とした海外では、ブロックチェーン技術を利用したプロスポーツチームの「クラブトークン」が発行され、オンライン上でのファンサービス・クラブ応援ツールとして注目されている。

バルセロナFC やユベントスなど、主要なプロスポーツチームに既に幅広く展開されており、クラブトークンはチームへの応援の「しるし」や「証」の役割を果たし、また単に支援の証になるだけでなく、保有することでクラブ発の投票企画への参加や、トークン保有者限定の特典への応募ができるなど、新しい体験ができるデジタル上のアイテムとなっている。

張本智和コメント

2022 年度シーズンより、琉球アスティーダのメンバーとしてTリーグでプレーさせていただくことになりました。

琉球アスティーダは3rdシーズンのチャンピオンであり、強いだけでなくチームの雰囲気もとてもいいと感じていました。そのチームの一員になれることに、いまからとてもワクワクしています。5thシーズンで琉球アスティーダがTリーグチャンピオンに返り咲くために、僕もチームの一員として貢献できるように全力で頑張りたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

琉球アスティーダスポーツクラブ代表 早川周作氏コメント

私自身、Tリーグ発足当初から張本選手の琉球アスティーダ入団を熱望してまいりました。

この度4年越しの念願が叶い、入団会見ができることは本当に嬉しい限りです。

チームの王座奪還はもちろん、パリ五輪で金メダル獲得に向けて張本選手を全身全霊でサポートしてまいります。

琉球アスティーダ 2022-2023シーズンメンバー(2022年5月9日時点)

吉村真晴
有延大夢
松山祐季
上江洲光志
宮川昌大
木造勇人
濵田一輝
大矢英俊
松下大星
張本智和

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