文:ラリーズ編集部
WTTは3月26日、WTT最高峰の大会「グランドスマッシュ」を中国で開催することを発表した。
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WTTチャイナスマッシュが開催
WTTでは、これまで開催していたITTFワールドツアーを廃し、新たに「グランドスマッシュ」を五輪・世界選手権に並ぶ最上級カテゴリーの大会として位置づけている。その他に「カップファイナル」、「チャンピオン」、「スターコンテンダー」、「コンテンダー」などのカテゴリー別大会が開催されている。
今回、中国で開催されるグランドスマッシュ「チャイナスマッシュ」は、9月26日~10月6日の日程で中国・北京の首鋼パークで開催される。
また、男女シングルス優勝者には世界ランキングポイントが2000ポイント付与される。
スティーブ・デイントン氏(WTT最高経営責任者)コメント
1961年に開催された第26回世界卓球選手権大会以来、このような大規模な国際卓球大会が開催されていないこのオリンピック都市に戻ってこられたことを光栄に思います。
中国は私たちにとって最大の市場であり、北京は首都でもあります。このような象徴的な場所でチャイナスマッシュを開催できることを、これほど誇りに思うことはありません。これは、このスポーツの成長、WTTグランドスマッシュの魅力、そして北京の不朽の魅力を証明するものです。
李新(リーシン)氏(北京市石景山区人民政府区長)コメント
石景山区は、北京で2度のオリンピックを開催したことで知られ、大規模なイベントの開催に関して貴重な経験と国際的な評価を得ています。
首鋼パークを会場に選んだことは、私たちのオリンピックの伝統を強調し、科学、技術、文化、スポーツの多面的な能力を活用することで、この大会のスムーズな実施を保証しています。
この選択は過去に敬意を表するだけでなく、スポーツ産業を強化し、インフラとサービスの質を向上させ、開催されるすべてのイベントの成功を保証するという我々のコミットメントを強化するものです。
ペトラ・セルリング氏(国際卓球連盟(ITTF)会長兼国際オリンピック委員会(IOC)委員)コメント
ITTFとWTTの合同審査委員会の決定により、北京は今後5年間のチャイナスマッシュの開催権を獲得することに成功しました。北京の石景山首鋼パークで世界のトッププレーヤーを迎えることを楽しみにしています。
注目すべきは、北京がITTF世界卓球選手権大会を中国で最初に開催した都市であるということです。卓球の豊かな伝統を考えれば、北京はチャイナスマッシュにとって理想的な開催地です。
北京がこの大会の開催地に選ばれたことを喜ばしく思うとともに、すべてのパートナーの努力に感謝します。チャイナスマッシュが比類なき成功を収め、北京の輝かしい卓球の歴史がさらに豊かになることを大いに期待しています。
劉国梁(リュウグォリャン)氏(WTT理事会議長)コメント
中国の首都である北京は、世界的に有名なスポーツ都市でもあります。また、中国の首都である北京は、世界的にも有名なスポーツ都市であり、夏季オリンピックと冬季オリンピックの両方を開催してきました。
今、卓球の国際大会の最高峰であるWTTグランドスマッシュが開催されることで、北京の主要大会を開催する能力が改めて浮き彫りになりました。豊かな歴史に敬意を表するだけでなく、新たなマイルストーンを築くことができると確信しています。