早田ひな、ケガ抱えながら挑んだパリ五輪を回顧「コートに立つことに意味があるのかなと」 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:早田ひな(日本生命)/提供:日本生命

卓球ニュース 早田ひな、ケガ抱えながら挑んだパリ五輪を回顧「コートに立つことに意味があるのかなと」

2024.08.22

文:ラリーズ編集部

8月20日、日本生命丸の内ビルにて「パリ2024オリンピックチーム日本生命報告会」が行われ、パリ五輪女子シングルス銅メダル、女子団体銀メダルを獲得した早田ひな(日本生命)が登場した。

早田ひなが登場

報告会には、日本生命所属の五輪選手が多数登場。早田以外には、陸上の桐生祥秀、柔道の出口クリスタ、出口ケリーらが登壇し、五輪の感想や、今後の目標について語った。


写真:早田ひな(日本生命)/提供:日本生命

報告会で早田は、「左手を痛めてしまってできることが限られたけど、それでもコートに立つことに意味があるのかなと思った。おかげで準決勝を最後までプレーでき、3位決定戦はみなさんのおかげでメダルを獲ることができました。団体戦もチームメイトに助けてもらった銀メダルでした。」と、涙をこらえながらパリ五輪を回顧した。

その後、職員から選手への質問コーナーでは「オリンピック後、実家でどのように過ごされていたか教えてください」と尋ねられ、「まだ実家には帰っていなくて、トレーナーにトレーニングしたいと懇願していま筋肉痛。」と答えた。

また、「数ある競技の中から卓球を選んだのはなぜか。」という質問に対しては、「姉が先に卓球を始めていて、ついていったのが4歳だった。このくらいの年齢からしたほうがいいと聞かされて、気づいたら始めていた。姉がいたので勝ちたい気持ちがここまで持っていってくれた」とコメントした。