文:ラリーズ編集部
31日、WTTは9月9日から行われるWTTチャンピオンズマカオに、ワイルドカードとして元中国代表の朱雨玲(ジュユリン・中国)が参戦することを発表した。
元中国代表・朱雨玲が現役復帰
現在29歳の朱雨玲(ジュユリン・中国)は、元世界ランキング1位。2015年世界選手権では女子ダブルス優勝、2017年世界選手権では女子シングルス準優勝など数多くの実績を残していたものの、孫穎莎(スンイーシャ・中国)ら若手の台頭により、2019年の世界選手権ではシングルス代表を落選。東京五輪への出場も叶わなかった。
2021年には自身の病気の治療もあって競技から遠ざかっており、2022年の11月に中国国家チームを離れ、現役引退することを発表していた。
写真:朱雨玲(ジュユリン・中国)/提供:ITTF
しかし今回、2024年9月に行われるWTTチャンピオンズマカオへ「ワイルドカード枠」での参戦が発表され、事実上の現役復帰が実現した。朱雨玲が最後に出場した国際大会は2020年のカタールオープンであり、国際大会でその姿を見られるのは実に4年ぶりとなる。
今後、朱雨玲が継続して国際大会に出場するかは不透明だが、衝撃の現役復帰戦がどのような試合になるのか、大きな注目が集まる。