取材・文:ラリーズ編集部
8月24日に開幕した卓球Tリーグ2024-2025シーズンに、中国籍選手が参加しない可能性が高まっていることが、関係者への取材により、わかった。
今季は例年に比べ、各チームとも中国籍選手の登録が少なかったが、パリ五輪終了後には参戦が発表されると予想されていた。
写真:2023-2024シーズンで活躍したハオシュアイ(岡山リベッツ)/撮影:ラリーズ編集部
写真:2023-2024シーズンでプレーするチェンジンチー(金沢ポート)/撮影:ラリーズ編集部
中国籍選手獲得に向けて、水面下で調査を行っていたあるチーム幹部は、「急いで戦力の見直しに着手している」と明かした。昨年10月には、中国籍選手の一斉帰国などの問題もあり、改めてその難しさの一端を示した形だ。
世界でも注目される日本の卓球人気
パリ五輪では男女シングルス各ベスト8のうち、それぞれ5人がTリーグ経験選手だった。25日に行われたTリーグ女子開幕戦では、入場者数3,176人と大盛況のうちに幕を開けており、各国の選手にとって“Tリーグ”の存在感は高まりつつある。
層の厚い日本人選手はもちろん、男子韓国代表のチャンウジン選手など、各国の代表クラスの選手も続々参加する今季のTリーグの盛り上がりに期待したい。
写真:Tリーグ2024-2025シーズンが開幕/撮影:ラリーズ編集部