【特集】トップ選手の世界ランクは2年でどう変わった!? T2優勝・林昀儒は大幅アップ | 卓球専門WEBメディア「Rallys(ラリーズ)」
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2019.07.22

【特集】トップ選手の世界ランクは2年でどう変わった!? T2優勝・林昀儒は大幅アップ

写真:林昀儒(上・チャイニーズタイペイ)、加藤美優(日本ペイントホールディングス)/撮影:ラリーズ編集部

2017年7月にサービスを開始したRallysもおかげさまで、間もなく2周年。

今回は2周年企画として、この2年でのトップ選手の世界ランキング推移を追う

東京五輪も近づき、各選手が世界ランキングを意識しながら戦いを繰り広げる中、2年でどれほどの変化があったのか。第一線を維持し続ける選手から、近年頭角を現した次代のスターまで、ランキングの変遷を確認してみよう。

男子編

許昕(シュシン・2019年7月世界ランキング1位・中国)
2017/7月:3位
最高順位(直近2年間):1位
最低順位(直近2年間):6位

林高遠(リンガオユエン・同2位・中国)
2017/7月:31位
最高順位:2位
最低順位:32位

樊振東(ファンジェンドン・同3位・中国)
2017/7月:2位
最高順位:1位
最低順位:3位

張本智和(同4位・日本)
2017/7月:18位
最高順位:3位
最低順位:20位

馬龍(マロン・同5位・中国)
2017/7月:1位
最高順位:1位
最低順位:12位

カルデラノ(同7位・ブラジル)
2017/7月:28位
最高順位:6位
最低順位:31位

丹羽孝希(同12位・日本)
2017/7月:9位
最高順位:5位
最低順位:13位

水谷隼(同13位・日本)
2017/7月:7位
最高順位:6位
最低順位:19位

林昀儒(リンインジュ・同16位・チャイニーズタイペイ)
2017/7月:210位
最高順位:16位
最低順位:210位

以上が2019年7月現在の男子世界ランキング上位選手たちのランキング推移である。

中国の許昕・樊振東・馬龍らは常に上位をキープ。そこに林高遠が食い込んできた形。林高遠、カルデラノ、林昀儒はこの2年間で大きくランキングを上げた選手の筆頭だ

林高遠は今年、香港オープンとハンガリーオープンで優勝。カタールオープン、中国オープンでも準優勝と安定した成績が目立つ。

カルデラノも昨年のグランドファイナルでベスト4、今年のジャパンオープンでベスト8など、強豪揃いの大会で結果を出している。

200位以下のランキングから上位に進出してきたのはチャイニーズタイペイの新星・林昀儒。この17歳は、Tリーグ・岡山リベッツでも活躍する今最も勢いに乗るヤングプレーヤーだ。

今年のジャパンオープンでは林高遠、孫聞ら中国選手を退け準優勝に輝いた。直近のT2ダイヤモンドでは、初戦で水谷隼、続く準々決勝で馬龍を下し、勢いそのままに黄鎮廷・樊振東と連破し、チャンピオンの座を手にした。チャイニーズタイペイに現れた驚異の新星として、東京五輪でも日本代表の好敵手となるだろう。

日本人選手では張本の躍進が目立つ。丹羽・水谷が若干ランキングを落とす中、2017年7月時点での18位から4位へとランクアップ。昨年のグランドファイナル優勝など、日本国内でも大きく報道されるインパクトのある結果を残してきた。

女子編

陳夢(チェンムン・2019年7月世界ランキング1位・中国)
2017/7月:4位
最高順位:1位
最低順位:5位

劉詩雯(リュウスーウェン・同2位・中国)
2017/7月:3位
最高順位:2位
最低順位:24位

丁寧(ディンニン・同3位・中国)
2017/7月:1位
最高順位:1位
最低順位:21位

王曼昱(ワンマンユ・同5位・中国)
2017/7月:32位
最高順位:3位
最低順位:32位

石川佳純(同6位・日本)
2017/7月:7位
最高順位:3位
最低順位:7位

伊藤美誠(同7位・日本)
2017/7月:11位
最高順位:5位
最低順位:11位

平野美宇(同9位・日本)
2017/7月:5位
最高順位:5位
最低順位:9位

加藤美優(同22位・日本)
2017/7月:31位
最高順位:13位
最低順位:31位

男子同様、女子のランキングでもトップ層は中国人選手が中心。日本選手3人がその後を追う展開。陳夢・劉詩雯・丁寧と中国代表の主力3選手が上位を独占した

現在5位の王曼昱が最近の成長株か。若干20歳の新星は昨年のアジア大会で優勝、今年もカタールオープンを制するなど勢いに乗る。

日本選手では、石川・伊藤・平野の3人が上位をキープ。東京五輪のシングルス代表枠は2020年1月時点の世界ランキング上位2名に与えられる。代表争いの主役はやはりこの3選手だ。石川・伊藤は先日のオーストラリアオープンでベスト4となり、ポイントの加算が見込まれる。

気になるのは現在ランキング22位につける加藤美優だ。今年の世界選手権代表選考会で優勝し代表権を掴み取った加藤は、シングルスでベスト8に入賞する好成績を収めた。T2ダイヤモンドでは初戦で伊藤に勝利すると、準々決勝では世界ランキング1位の陳夢を破る大番狂わせを演じ4位入賞、一躍注目の的となった。

「雑草魂でここまでやってきた」と語る加藤、その花が開くときが近づいてきているのかもしれない。石川・伊藤・平野の3人にプレッシャーを与える存在として、東京五輪代表争いに割って入ることができるか。彼女の躍進に注目だ。

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文:石丸眼鏡

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