GAFAに倣え "オフィスピンポン部"誕生秘話 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:ベンチャー企業対抗卓球大会(2018年7月)/撮影:ラリーズ編集部

卓球ニュース GAFAに倣え “オフィスピンポン部”誕生秘話

2019.07.25

文:ラリーズ編集部

Google、Apple、Facebookなど名だたるIT企業の本社が集うシリコンバレーでは、卓球台をオフィスに置くのが当たり前になりつつある。日本でも、スヴェンソンスポーツマーケティング(代表取締役社長 山下亮、本社所在地:東京都港区)が、オフィス専用にデザインされた卓球台「T4Office」を販売。また、CAMPFIREなどベンチャー企業を中心に社内卓球部を立ち上げる動きも活性化しており、「卓球×オフィス=オフィスピンポン」の需要が高まっている

そんな中、“オフィスピンポン部”なるものが立ち上がった。オフィスピンポン部とは、主にチャットツール「Slack」を用いて、卓球×オフィスに関するオンラインコミュニケーションを行うコミュニティである。


写真:オフィスピンポン部について説明する長田涼さん/撮影:ラリーズ編集部

発起人である長田涼さん(株式会社スヴェンソンスポーツマーケティング コミュニティマネージャー)は、オフィスピンポン部立ち上げの経緯をこう語る。「社内に卓球台を導入したり、卓球部を作ったりという動きが活発になってきました。しかし、もっとその動きをオープンしていくことで、卓球を取り入れたライフスタイルを拡張ができるのではないかと考えました。そこで『オフィスを卓球でつなぐ』『オフィスピンポンライフをより充実したものにする』の大きく2軸をコンセプトにオフィスピンポン部を立ち上げました」。

オフィスピンポン部にはすでに30人ほどが参加。サイバーエージェントやGunosyといったIT企業社員から弁護士に至るまで、多種多様なメンバーが集っている。組織やチームを良くするために卓球を用いたいというメンバーも多く、卓球台の活用法や卓球を用いたビジネスアイデアなど活発なコミュニケーションがなされている。

中でも「アイデアのたね」というSlackチャンネルでは、参加者がオフィスピンポン部を通して活動したいことが投稿されており、コミュニティとしての盛り上がりの中心となっている。


写真:オフィスピンポン部オフ会の様子/撮影:ラリーズ編集部

また、オフィスピンポン部では、月に1度オフ会も開催されている。6月末のオフ会では、20名ほどのメンバー同士が交流。オンラインのみならずオフラインでも「オフィスを卓球でつなぐ」というコンセプトの通り、卓球を介した各企業の横のつながりが生まれている。

仕事も頑張り卓球も楽しむというメンバーが集うオフィスピンポン部。卓球を用いて組織やチームを良くするためのアイデアが飛び出すのが楽しみだ。

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