【完全保存版】卓球・男女ワールドカップ/チームワールドカップ 歴代優勝一覧 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:2018年大会で初の銀メダルを獲得した日本チーム(左から張本智和、大島祐哉、上田仁、丹羽孝希、倉嶋洋介監督)/提供:ittfworld

卓球プレーヤー向け 【完全保存版】卓球・男女ワールドカップ/チームワールドカップ 歴代優勝一覧

2023.03.27

文:ラリーズ編集部

今回、これまでの卓球男女ワールドカップの歴代優勝者、チームワールドカップの歴代優勝国を振り返り、一覧にまとめた。

卓球 男女ワールドカップとは?

各国大陸予選を勝ち抜いた20人しか参加することができないワールドカップ。世界ランキングのポイントが五輪、世界選手権に次いで高く、五輪選考のため世界ランキングが重要な日本選手にとっては、大きな鍵を握る大会となる。

卓球 男子ワールドカップ


写真:2019年大会で日本男子初となる銀メダルを獲得した張本智和(写真左・木下グループ)/提供:ittfworld

男子では、これまで開催された41回中26回中国選手が優勝している。中国選手以外では、ティモ・ボル(ドイツ)やブラディミル・サムソノフ(ベラルーシ)が複数回優勝するなど、欧州選手の活躍が目立っている。

これまでの日本選手の最高成績は、張本智和(木下グループ)が2019年記録した準優勝だ。張本は日本勢初の男子ワールドカップメダル獲得を果たし、続く2020年も銅メダルを獲得している。

卓球 女子ワールドカップ


写真:2016年大会で日本人初となる優勝を果たした平野美宇(写真は2016年大会時)/提供:ittfworld

女子シングルスが始まった1996年大会以降、中国選手が参加しなかった2016年大会以外では中国選手が優勝している。

日本選手では、2016年大会で平野美宇(日本生命)が優勝をしている。男女通して日本人初となる快挙となった。他にも石川佳純(全農)が2014年大会で3位、2015年大会で2位、福原愛さんが2005年大会で3位、伊藤美誠が2020年大会で3位と多くのメダルを獲得している。

卓球男女ワールドカップ 歴代優勝一覧

開催年 男子 女子
1980年 郭躍華(中国)
1981年 クランパ(ハンガリー)
1982年 郭躍華(中国)
1983年 アペルグレン(スウェーデン)
1984年 江加良(中国)
1985年 陳新華(中国)
1986年 陳龍燦(中国)
1987年 滕義(中国)
1988年 グルッバ(ポーランド)
1989年 馬文革(中国)
1990年 ヤン=オベ・ワルドナー(スウェーデン)
1991年 ヨルゲン・パーソン(スウェーデン)
1992年 馬文革(中国)
1993年 ゾラン・プリモラッツ(クロアチア)
1994年 ジャン=フィリップ・ガシアン(フランス)
1995年 孔令輝(中国)
1996年 劉国梁(中国) 鄧亜萍(中国)
1997年 ゾラン・プリモラッツ(クロアチア) 王楠(中国)
1998年 ロスコフ(ドイツ) 王楠(中国)
1999年 ブラディミル・サムソノフ(ベラルーシ)
2000年 馬琳(中国) 李菊(中国)
2001年 ブラディミル・サムソノフ(ベラルーシ) 張怡寧(中国)
2002年 ティモ・ボル(ドイツ) 張怡寧(中国)
2003年 馬琳(中国) 王楠(中国)
2004年 馬琳(中国) 張怡寧(中国)
2005年 ティモ・ボル(ドイツ) 張怡寧(中国)
2006年 馬琳(中国) 郭焱(中国)
2007年 王皓(中国) 王楠(中国)
2008年 王皓(中国) 李暁霞(中国)
2009年 ブラディミル・サムソノフ(ベラルーシ) 劉詩雯(中国)
2010年 王皓(中国) 郭焱(中国)
2011年 張継科(中国) 丁寧(中国)
2012年 馬龍(中国) 劉詩雯(中国)
2013年 許昕(中国) 劉詩雯(中国)
2014年 張継科(中国) 丁寧(中国)
2015年 馬龍(中国) 劉詩雯(中国)
2016年 樊振東(中国) 平野美宇(日本)
2017年 ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ) 朱雨玲(中国)
2018年 樊振東(中国) 丁寧(中国)
2019年 樊振東(中国) 劉詩雯(中国)
2020年 樊振東(中国) 陳夢(中国)

卓球チームワールドカップとは

ITTF(国際卓球連盟)主催で1990年に始まった卓球の世界大会で2年に1度の頻度で開催されている。

男子団体


写真:2018年ワールドチームカップ男子準決勝の韓国戦、日本チームの勝利を決めた上田仁/提供:ittfworld

男子団体は、7連覇中の中国が圧倒的な強さを見せている。続いてスウェーデンと韓国が1度ずつ優勝している。

日本男子は、第2回、第5回大会を除きベスト8以上に進出しており、常に上位争いに絡んできている。丹羽孝希、張本智和、大島祐哉、上田仁で挑んだ2018年大会では、初の決勝進出を果たしている。

準決勝の韓国戦、5番ラストで上田仁が丁祥恩(チョンサンウン・韓国)との大激戦を制した試合が記憶に残っている方も多いのではないだろうか。

女子団体


写真:2018年大会でダブルスを組んだ早田ひな(左・日本生命)と伊藤美誠(右・スターツ)/提供:ittfworld

女子団体は、8連覇中の中国が圧倒的な強さを見せている。続いてロシアが1度優勝している。

日本女子は、2位入賞を果たした2018年大会、2013年、2011年大会はいずれも決勝で中国に敗れているが、直近の5大会では表彰台に上っており世界トップクラスの実力であることを証明してきている。

2018年に開催された前回大会では、決勝の中国戦まで落とした試合はわずか1試合のみと危なげない戦いで決勝まで進んでいる。

卓球チームワールドカップ 歴代優勝国一覧

開催年 男子団体 女子団体
1990年 スウェーデン 中国
1991年 中国 中国
1994年 中国 ロシア
1995年 韓国 中国
2008年 中国 中国
2009年 中国 中国
2010年 中国 中国
2011年 中国 中国
2013年 中国 中国
2015年 中国 中国
2018年 中国 中国
2019年 中国 中国

卓球チームワールドカップ 歴代日本代表結果一覧

開催年 男子団体 女子団体
1990年 3位 3位
1991年 不参加 3位
1994年 3位 3位
1995年 3位 不参加
2008年 不参加 7位
2009年 ベスト8 ベスト8
2010年 ベスト8 3位
2011年 3位 2位
2013年 3位 2位
2015年 ベスト8 3位
2018年 2位 2位
2019年 ベスト4 2位