故・吉田安夫氏しのぶ「お別れの会」開催 水谷隼、丹羽孝希ら育てた名指導者 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)
故・吉田安夫氏しのぶ「お別れの会」開催 水谷隼、丹羽孝希ら育てた名指導者

写真:2007年全日本選手権での吉田安夫氏(写真左)と水谷隼(写真右)/撮影:築田純/アフロスポーツ

卓球ニュース 故・吉田安夫氏しのぶ「お別れの会」開催 水谷隼、丹羽孝希ら育てた名指導者

2019.11.24

文:ラリーズ編集部

今年7月に86歳で逝去された吉田安夫氏を偲び、12月22日に「お別れの会」が開催される。「お別れ会」には一般の方や関係者以外の方でも参会出来る。足を運んでみてはいかがだろうか。

吉田安夫氏は水谷隼や丹羽孝希ら多くの全日本チャンピオンを育てた、卓球界の名指導者。長きにわたって高校卓球界を牽引し、インターハイの学校対抗では監督として計26回の優勝を果たす偉業を残している。

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「吉田先生がいなければ100%今の日本卓球界はなかった」

坂本竜介
写真:T.T彩たま・坂本監督/撮影:ラリーズ編集部

今回のお別れの会に際し、青森山田高校時代に指導を受けたT.T彩たま監督・坂本竜介氏は「吉田先生は自分にとって最大の恩師であり、人生を変えてくれた人でした。吉田先生に『人間性』『卓球』を教えていただけたからこそ今日まで卓球という自分の1番好きな事を仕事にすることが出来ています」と話し、「また、吉田先生がいなければ100%今の日本卓球界はなかったと自信を持って言うことができます」と吉田安夫氏の偉大さを語った。

熊谷商業高校時代は吉田安夫氏の指導のもと全日本選手権ジュニアの部を優勝し、現在はTOP名古屋のコーチと中央大学女子卓球部監督を兼任する矢島淑雄氏は「私にとって吉田先生は卓球だけでなく勝負に対しての厳しさや取り組む姿勢、また口癖のように言っていた『日本一になりたければ日本一の努力』や『為せば成るなさねばならぬ何事も』など人生においても生きていく上でも必要な事など沢山の事を教えてくれた1番尊敬する人でした」。

矢島淑雄監督
写真:全日学で森田彩音(中央大・写真左)にアドバイスする矢島淑雄監督(写真右)/撮影:ラリーズ編集部

「吉田先生ほど卓球に対する愛情また選手に対する愛情を持った指導者はいないのではないかと思います。最後に吉田先生に一言、“感謝”と“今までお疲れ様でした”を贈らせていただきたいと思います」とコメントを寄せた。

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吉田安夫氏「お別れの会」 詳細

日時:令和元年12月22日(日)14時~
場所:やすらぎホール大宮埼玉県さいたま市大宮区三橋1丁目1504−1
会費:一万円

連絡先窓口

T.T彩たま事務所Eメール:info@ttsaitama.jp
FAX:048-825-1030

「お別れの会」出席希望者は、下記①〜③の内容をメールまたはFAXにて連絡
① ⽒名
② 住所
③ 故⼈とのご関係
※締切りは令和元年12月10日(火)

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