張本美和が3年ぶり2度目の日本一<卓球・全日本ホカバ>


*写真は張本美和(木下グループ)

<2018年7月27日~29日・全農杯平成30年度全日本選手権(ホープス・カブ・バンビの部)・グリーンアリーナ神戸>

28日、グリーンアリーナ神戸にて小学生以下の日本一を決める全日本選手権ホープス・カブ・バンビの部(以下、全日本ホカバ)が開催された。小学4年生以下のカブの部では、張本美和(10歳・木下グループ)が決勝で竹谷美涼(福岡、初喜TTC)を3-0のストレートで破り優勝した。

張本は、2015年大会のバンビの部で優勝しているが、昨年は全日本カブの部決勝で面手凛(岡山、T.Cマルカワ)に、一昨年はバンビの部決勝で小塩悠菜(岐阜、卓研ジュニアクラブ)に敗北しいずれも準優勝に終わっており、今大会は全日本ホカバでの3年ぶり2度目の優勝となった。

当初予定では、27日に1試合を終えた後、28日に5試合、29日に準々決勝以降の3試合を行うタイムスケジュールとなっていたが、台風の影響で29日に予定されていた試合を含む全8試合を28日に行うことになった。「最初聞いた時は驚いたけど気持ちを切り替えた。選考会や海外の試合で(1日に多くの試合をこなした)経験があるので大丈夫」(張本)と10歳にして試合経験の豊富さから来る自信を覗かせた。

張本美和の専属コーチの孫雪さんは11歳の時に中国の世代別で1位になるなど活躍をしていた元卓球選手。
写真:ラリーズ編集部

張本美和の指導に当たっている孫雪コーチは、去年・一昨年の敗因を「レシーブ力のなさ」と分析しており、張本は近年、相手のサーブをドライブで正確に打つ練習を重ねていたという。その成果あってか、レシーブミスが少なくなった張本は、ラリーに持ち込み、得意の両ハンドドライブの攻撃で同世代のプレーヤーたちを圧倒した。

「(自分に点数をつけるとしたら)95点。残る5点はサーブの甘さ。長いサーブを出すつもりが中途半端な長さになってしまうときがあった」(張本)と優勝しながらも冷静に課題を分析していた。

自身の課題を克服し、着実に成長する張本美和。次回は8月1日から開催のITTFジュニアサーキット・香港大会に出場予定だ。

張本美和 全日本選手権(カブの部)優勝までの全9試合結果

<決勝>
張本美和 3-0 竹谷美涼(福岡・初喜TTC)
11-7/11-4/11-4

<準決勝>
張本美和 3-1 高森愛央(岡山・TCマルカワ)
11-9/9-11/11-3/11-4

<準々決勝>
張本美和 3-1 中嶋光稀(大阪・羽曳野TTC)
8-11/11-2/11-5/11-4

<決勝トーナメント4回戦>
張本美和 3-0 松本ひかり(山口・さくら組ジュニア)

<決勝トーナメント3回戦>
張本美和 3-0 前田花穂(京都・PPC綾部)

<決勝トーナメント2回戦>
張本美和 3-0 権原黎(大分・うず巻卓球)

<予選グループ>
張本美和 3-0 坂本陽菜(兵庫・神戸卓球クラブ)
張本美和 3-0 黒田万偉歌(茨城・OverLimit)
張本美和 3-0 和田心(愛媛・松山卓球教室)

文・写真:ラリーズ編集部

この記事のURLとタイトルをコピーする
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
Twitter で フォローする