文:ラリーズ編集部
18日、全日本卓球選手権が大会6日目を迎え、女子シングルス準々決勝が行われた。大会3連覇を狙う伊藤美誠(スターツ)が小塩遥菜(JOCエリートアカデミー)のカットを打ち抜き、完勝で準決勝進出を決めた。
伊藤が小塩の多彩なカットを攻略
写真:伊藤美誠(スターツ)/撮影:ラリーズ編集部
世界ランク3位を誇る伊藤が第1ゲームから積極的にしかける展開に。回転の緩急をつけた広角へ揺さぶるドライブでチャンスを作り、威力のあるスマッシュで小塩を翻弄する。第1ゲームを4点、第2ゲームを3点、第3ゲームを3点に抑え、伊藤があっという間に王手をかけた。
小塩も試行錯誤するが、伊藤の完璧なカット打ちになすすべなく、第4ゲームも3点で伊藤が奪いゲームセット。完勝で伊藤が準決勝進出を決めた。
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スコア詳細
写真:小塩遥菜(JOCエリートアカデミー)/撮影:ラリーズ編集部
◯伊藤美誠(スターツ) 4-0 小塩遥菜(JOCエリートアカデミー)
11-4/11-3/11-3/11-3