文:ラリーズ編集部
全日本卓球選手権・女子シングルス準決勝第1試合で3年連続3冠を目指した伊藤美誠(スターツ)が早田ひな(日本生命)に敗れ、決勝進出を逃した。
今大会では早田と組んだ女子ダブルス、森薗政崇(BOBSON)と組んだ混合ダブルスで優勝し、女子シングルスも準決勝まで駒を進めてきたが、“黄金世代”対決で早田が上回る結果となった。
伊藤美誠 試合後のコメント
写真:伊藤美誠(スターツ)/撮影:ラリーズ編集部
今持っているものは出せた。今日負けて良かったとは思えないが、負けたからこそまた頑張れる。このあとのツアーを一戦一戦頑張ることが五輪につながる。
早田選手が戦術だったりで工夫してきた。私らしさは最初2ゲームは出なかった2-2になってからは、やっと競れたなという感じでしっかり楽しめたので、後半は良かったのかなと思う。
早田選手は一発があるので、私自身そこに対応しきれず、1点を取るのが難しかった。(早田は)毎試合毎試合レシーブの仕方やサーブの仕方を変えてくる選手なので、毎試合違う選手としている感覚。
いっぱい試合をしたので、今日はしっかり休んでまた頑張りたい。3種目を毎年のように出させてもらって、そこは練習になっている。この経験は(東京五輪で)すごい活かされると思うので、練習頑張ってこれて良かったなと思うし、練習もっともっと頑張りたいなと思う。
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詳細スコア
写真:決勝進出を決めた早田ひな(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部
■女子シングルス準決勝
伊藤美誠(スターツ) 3-4 〇早田ひな(日本生命)
9-11/7-11/11-6/11-9/10-12/11-4/7-11