張本智和「悔しさよりも疲れた…」17歳の全日本をベスト8で終える<全日本卓球> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:張本智和(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 張本智和「悔しさよりも疲れた…」17歳の全日本をベスト8で終える<全日本卓球>

2021.01.16

文:ラリーズ編集部

<2021年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)、2021年1月11日~17日>

16日、全日本卓球選手権の男子シングルス準々決勝で優勝候補筆頭の張本智和(木下グループ)が及川瑞基(木下グループ)に敗れた。張本は試合後のインタビューで多くのコメントを残した。

張本智和のコメント


写真:張本智和(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部

試合を振り返って

緊張感や疲労もあって、最初から最後まで地に足がついてない状態だったので、自分の威力がなかった部分で相手が良い球を打ってきた。今日のプレーをした感じ、もしこの試合で勝てても優勝できるプレーではなかった。今の自分では勝てる感じではなかった。

今回は負けた悔しさよりも疲れたという気持ちが多くて、喜怒哀楽を表現できる状態ではない。

勝敗を分けたポイント

1ポイント目のチャンスボールを決めきれなくて、相手が勢いに乗ったので、そこが1つポイントだったなと。普段練習している選手なので、やりづらさは特になく、あれが相手の強みなので、そこに勝てなかっただけ。

カットマンの選手との後は筋肉痛ももちろんありますし、100%で戦えたかというとそうではないが、それがトーナメント。まだまだ体力面は向上できる。

今大会の声出し


写真:控えめなガッツポーズを見せる張本智和(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部

昨日まで声を出しすぎという指摘があったので、今日は抑えようと思った。自分のプレースタイルではないので、点を取ったら乗り切れないという部分も少しはあった。自分が大会のルールやマナーを守るしかないので、守りつつ勝つことを覚えて行きたい。

腰の状態

腰の影響はまったくなかった。あったとすれば昨日からの疲労があった。まずはフィジカルトレーニングを腰が完治してからはやっていく。長い試合を戦う中で、優勝する中では何試合も戦わないといけないので。

東京五輪

選手としては参加したい気持ちはありますけど、自分の決められることではないので、あれば全力で戦いますし、もしなければ次のパリ五輪に向けてやっていきたい。

男子シングルス準々決勝結果

丹羽 孝希(スヴェンソン・東京都) 2-4 田中 佑汰(愛知工業大・愛知県)
森薗 政崇(BOBSON・東京都) 4-1 英田 理志(愛媛県競対・愛媛県)
及川 瑞基(木下グループ・鹿児島県) 4-1 張本 智和(木下グループ・神奈川県)
吉田 雅己(栃木県スポーツ協会・栃木県) 4-1 龍崎 東寅(明治大・東京都)

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