文:ラリーズ編集部
<2022年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部) 日時:1月24日~30日 場所:東京体育館>
28日、全日本卓球選手権は5日目を迎え、女子シングルス・ダブルスに早田ひな(日本生命)が登場。シングルス・ダブルス共に2試合を行い、ダブルスでベスト4、シングルスでベスト8に勝ち残った。
試合後、早田が報道陣の取材にオンラインで答えた。
早田ひな会見
写真:早田ひな(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部
ダブルスを振り返って
相手が左左のペアで1人はバックが異質。なかなか対戦することが無いので、いつもと違う感じの入りになった。2ゲーム目は私が異質の選手に対して難しい部分もあったが、4ゲーム目は調整できた。攻めと守りのメリハリもつけられた。
佐藤橋本ペアとの試合は世界選手権以来の対戦。自分たちの入りが良かった。攻めと繋ぐボールを、この選手のこのボールは難しいから繋いでいい、このコースの方が打ちやすいとか、2人で話し合って入ったので完璧にできた。
カットマンペアとの対戦について
今日はシングルス含めて後半3試合がカットマンとの対戦だった。世界選手権選考会での橋本選手との負けの反省を活かして、体力を消耗しないように練習を積んできた。ダブルスは交代で打つとはいえ、伊藤選手も次のシングルスで芝田選手との試合もあった。できるだけ、自分たちが力まずにしっかりコースついたり、変化をつけたり、それがツッツキなのかストップなのかドライブなのか。その辺りの細かい調整がよかった。
試合をするごとに調子が上がっているように見えるが
勝ち上がっていくと、何度も対戦する選手が多い。大きく変えずに少しコースや回転量を変える工夫ができるようになっている。自分が打ったら美誠にどういうボールが行くか、美誠打ったら自分にどういうボールが来るかも全部分かっている。なのでカットが来ても攻撃が来ても怖くない。
シングルスを振り返って
写真:早田ひな(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部
ダブルスで思っていたよりもスムーズに終わったので、イチから気持ちを切換えられた。橋本選手には世界選手権の選考会で負けていたのでチャレンジャーの気持ちで戦った。
コロナ対策で会場での練習制限があることについて
昨日よりは練習ができた。今日は4試合のうち3試合カットマンだったが食事のとり方や休憩の仕方がよかった。選考会の負けの反省を活かせた。
明日の抱負
ダブルスは初対戦で異質のいるペア。伊藤選手としっかり2人で話し合って試合に入りたい。シングルスの長崎選手はいつも日本生命で練習を一緒にしていて、いつもやっている後輩。お互い100%の力が出せるようにしたい。相手は向かってくると思うので、自分を見失わずに1本1本頑張りたい。
早田ひな 28日試合結果
女子シングルス5回戦
〇早田ひな(日本生命)4-0 山本真由(同志社大)
女子シングルス6回戦
〇加藤美優(日本ペイントマレッツ)4-1 橋本帆乃香(ミキハウス)
女子ダブルス5回戦
〇伊藤美誠(スターツ)/早田ひな(日本生命)3-1 髙橋梓海/出雲美空(エクセディ)
女子ダブルス準々決勝
〇伊藤美誠(スターツ)/早田ひな(日本生命)3-0 佐藤瞳/橋本帆乃香(ミキハウス)
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