取材・文:ラリーズ編集部
<天皇杯・皇后杯 2026年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)日程:2026年1月20~25日 場所:東京体育館(東京)>
20日、2026年全日本卓球選手権大会が開幕し、男子シングルス1回戦では築地佑太(蝶友クラブ)と田添響(岡山リベッツ)が対戦した。
写真:田添響(岡山リベッツ)/撮影:ラリーズ編集部
試合は、カット主戦型の築地に対し田添がストレートで勝利を収めた。試合後には、株式会社タマスの社員として働きながら全日本出場を果たした築地に話を伺った。
築地佑太 コメント
試合を振り返ってみていかがでしたか?
写真:築地佑太(蝶友クラブ)/撮影:ラリーズ編集部
そこまで調子が悪かったわけではないと思いますが、相手が田添選手ということもあって、技術の差を感じました。ただ、カットの展開でしっかり得点できた場面もあり、その点は良かったと思います。
終盤は自分のミスが続いたり打ち急いでしまったりして、結局1ゲームも取れずに敗れてしまいました。そこはやはり悔しさが残ります。
現在、タマスで働かれていると思いますが、就職を決めたきっかけは何ですか?
卓球が好きというのはもちろんですが、国内メーカーの中でも自社で卓球の研究を本格的に行っているのはタマスがほとんどだと感じていました。
自分自身が理系出身ということもあり、研究に携わりたいと思い、タマスに入社しました。
差し支えない範囲で、現在の働き方を教えてください。
業務としてはシミュレーションを行ったり、物性の測定やラバーの性能評価をしたりしています。
タマスで働くなかで、卓球に取り組む環境や研究面が競技にプラスになっていることはありますか?
タマスは特に、卓球をする環境が整っていると感じていますね。練習場所や人、設備の面でも恵まれていて、社会人のなかでもかなり練習できているほうだと思います。
また、日中は卓球の研究に携わっているので、卓球への理解が深まるという点もプラスに働いているのかもしれません。
普段の仕事と卓球はどのように両立されているのでしょうか?
普段は18時ごろまで仕事をして、定時後に会社の卓球場で練習するといった形で取り組んでいます。
やはり全日本出場というのは一番の目標でしょうか?
チームとしてはクラブ選手権などさまざまな大会がありますが、個人としては毎年この大会に出場できるよう、努力を続けています。
使用用具について教えてください
ラケットは『ダイオードプロ』を使用していて、フォアのラバーは『ザイア03』の厚さ2.7で、バックは表ソフトラバーの『チャレンジャーアタック』の厚を使用しています。
『チャレンジャーアタック』の良さについて教えていただけますか?
写真:築地佑太(蝶友クラブ)/撮影:ラリーズ編集部
バランス型の表ソフトラバーという感じです。他のタマスのラバーでも変化の出るラバーはあるんですが、今はバランスを重視したいので『チャレンジャーアタック』を使っています。
高校時代まではフォアもバックも裏ソフトラバーだったと思いますが、表ソフトに変更したきっかけはありますか?
バックのカットを安定させたいと思ったのが理由です。裏ソフトよりも表ソフトのほうがボールを抑えやすいと感じ、実際に使ってみると感覚的にもよくマッチしました。それ以降、ずっと表ソフトを使っています。
カットマンがザイア03を使用するうえでの感触はいかがでしょうか?
以前使っていたラバーと比べると、最初は少し弾んで飛びやすいと感じました。ただ、それも慣れの問題で、合わせられるようになると安定してカットできるようになってきました。
実戦でも問題なく対応できそうですか?
今日の試合でも、大きなオーバーミスはほとんどなかったですし、プロのボールでも十分対応できると感じています。ぜひ、カットマンの皆さんにも使っていただきたいラバーです。
最後に卓球人生の目標についてお聞かせください
全日本に毎年出場できたらいいなと思っています。本当はスーパーシードまで進むという目標もありますが、今の実力ではまだ遠いと感じているのも正直なところです。ただ、大きな目標であることに変わりはありません。
あとはマスターズや社会人大会などの大きな大会でも上位に食い込めるよう、頑張っていきたいと思います。






