文:ラリーズ編集部
<全農杯 2026年全日本卓球選手権大会(ダブルスの部)日程:2026年1月29~2月1日 場所:スカイホール豊田(愛知)>
1日、全日本選手権男子ダブルス決勝が行われ、篠塚大登/谷垣佑真(愛知工業大)ペアと、英田理志/松下大星(日の出医療福祉グループ)ペアが対戦し、篠塚/谷垣ペアが優勝を果たした。
写真:英田理志/松下大星(日の出医療福祉グループ)/撮影:ラリーズ編集部
試合は序盤から愛工大ペアが主導権を握り、安定した展開で相手を圧倒。11-4、11-7、11-7の3-0で勝利し、堂々の優勝を飾った。
試合後、篠塚と谷垣に話を聞いた。
篠塚大登/谷垣佑真(愛知工業大) コメント
写真:篠塚大登/谷垣佑真(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部
──地元での開催、そして大学最後で見事な優勝です。今の率直な気持ちを教えてください。
篠塚:地元ですし、大学生活の最後でもあったたので、どうしても優勝したいという気持ちが強かったです。無事に優勝できて、今はホッとしています。
谷垣:僕もラストチャンスということで、優勝できて率直に嬉しい気持ちでいっぱいです。
── 全日本選手権を制するということは、お二人にとってどのような意味がありますか?
篠塚:日本で一番大きな大会ですし、自分たちの実力が最も示される場所だと思っています。そこで優勝できたことは、自分たちの歴史に残る出来事だと感じています。
谷垣:今年は世界選手権で金メダルを獲った篠塚と組むということで、何としてでも優勝しなければいけないというプレッシャーがありました。自分自身、その重圧の中で戦っていた部分もあったので、優勝できて本当に安心しました。
──決勝では、ラリー戦でも非常に優勢だったように見えました。勝因はどこにありましたか?
篠塚:相手が右・右のペアだったので、自分たち(左・右)にとっては待ちやすかったのが一つあると思います。あとは相手のクロスへの返球が多いイメージがあったので、練習時からそこを待つ意識を持っていました。それが本番でしっかりハマりました。
谷垣:相手が右同士だと、ラリーの時に回らなければいけない場面が出てくるので、そこを突いてラリーまで持ち込めれば点数が取れると思っていました。「何としてでも入れる」「ラリーをする」という気持ちでボールを打ち抜けたのが良かったです。
──中高時代からのライバルでありペアでもあったお二人が、大学4年生の最後にこの結果を出したことへの思いはありますか?
篠塚:中学・高校のときは、結果ではなかなか勝てなかった相手でした。その悔しさがあったからこそ、切磋琢磨して自分も強くなれた。彼も頑張ろうと思わせてくれる、僕にとって大きな存在です。
谷垣:中高の時は自分の方が成績が良かったかもしれませんが、大学に入ってからは逆転されたという思いがありました。彼の卓球に対する取り組みや努力が実力に出ていて、選手として本当に「すごいな」と尊敬しています。同期として頑張ってきたので、僕も頑張ろうと思わせてくれる存在です。
──10年間一緒にやってきた中で、お互いに通じ合っている部分はありますか?
篠塚:お互いに技術も性格も分かっているので、何も言わなくても力を信じてプレーできます。それは長く一緒にやってきたからこそできることですね。
谷垣:どうしてもやってほしいプレーなど、気を使うことなく何でも言える関係です。そこが一番やりやすい部分だと感じています。
試合結果
男子ダブルス4回戦
〇篠塚大登/谷垣佑真(愛知工業大)3-2 田原彰悟(協和キリン)/酒井明日翔(T.O.M&卓球三昧)
7-11 / 5-11 / 11-1 / 11-8 / 11-5
男子ダブルス5回戦
〇篠塚大登/谷垣佑真(愛知工業大)3-1 上村慶哉/三部航平(シチズン時計)
7-11 / 11-8 / 11-6 / 11-9
男子ダブルス準々決勝
〇篠塚大登/谷垣佑真(愛知工業大)3-1 持田陽向/月原弘暉(愛工大名電高)
9-11 / 11-6 / 11-7 / 11-8
男子ダブルス準決勝
〇篠塚大登/谷垣佑真(愛知工業大)3-2 坂井雄飛(愛知工業大)/面田知己(愛工大名電高)
11-6 / 12-14 / 11-7 / 10-12 / 11-4
男子ダブルス決勝
〇篠塚大登/谷垣佑真(愛知工業大)3-0 英田理志/松下大星(日の出医療福祉グループ)
11-4 / 11-7 / 11-7








