文:ラリーズ編集部
<天皇杯・皇后杯2021年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)、2021年1月11日~17日>
大会三日目となる13日、全日本卓球選手権では男女ジュニアの部5回戦、一般男子シングルス1回戦、一般女子シングルス1~2回戦が行われる。男女ジュニアはランク入りをかけたベスト8決定戦となり、一般男女シングルスは地元のヒーローからプロ選手まで様々な選手が登場する。
今回は男女ジュニア5回戦の組み合わせと見どころを紹介する。
男子ジュニアシングルス5回戦
写真:篠塚大登(愛工大名電高)/撮影:ラリーズ編集部
谷垣 佑真(愛工大名電高・愛知県) – 三浦 裕大(遊学館高・石川県)
濵田 一輝(愛工大名電高・愛知県) – 加山 雅基(愛工大名電中・愛知県)
原田 春輝(希望が丘高・福岡県) – 松島 輝空(JOCエリートアカデミー・神奈川県)
篠塚 大登(愛工大名電高・愛知県) – 中村 煌和(愛工大名電中・愛知県)
星 優真(東山高・京都府) – 芳賀 世蓮(鶴岡東高・山形県)
岡野 俊介(愛工大名電高・愛知県) – 葛西 啓功(静岡学園高・静岡県)
萩原 啓至(愛工大名電中・愛知県) – 高橋 航太郎(実践学園高・東京都)
鈴木 笙(静岡学園高・静岡県) – 鈴木 颯(愛工大名電高・愛知県)
男子ジュニアシングルスでは、ベスト16のうち8選手が愛工大名電中高勢となっている。
写真:松島輝空(JOCエリートアカデミー)/撮影:ラリーズ編集部
名電勢に対抗するのが、将来日本のエースとして期待がかかる13歳、松島輝空(JOCエリートアカデミー)だ。5回戦ではカット主戦型の原田春輝(希望が丘高)と対戦する。まだ中学1年生とあって、パワーでは劣る面もあるが、持ち前のテクニックで守備型の相手を攻略できるか。
写真:原田春輝(希望が丘高)/撮影:ラリーズ編集部
他にも、第1シードの吉山僚一(愛工大名電高)を下した星優真(東山高)や三浦裕大(遊学館高)、鈴木笙(静岡学園高)ら各校のエースが上位進出を狙う。
写真:星優真(東山高)/撮影:ラリーズ編集部
女子ジュニアシングルス5回戦
写真:大藤沙月(四天王寺高)/撮影:ラリーズ編集部
大藤 沙月(四天王寺高・大阪府) – 吉井 亜紀(就実高・岡山県)
青井 さくら(明徳義塾中・高・高知県) – 菅澤 柚花里(四天王寺高・大阪府)
上澤 茉央(明徳義塾中・高・高知県) – 面田 采巳(四天王寺高・大阪府)
原 芽衣(ミキハウスJSC・大阪府) – 野村 光(桜丘高・愛知県)
横井 咲桜(四天王寺高・大阪府) – 青木 咲智(ミキハウスJSC・大阪府)
由本 楓羽(貝塚第二中・大阪府) – 赤江 夏星(香ヶ丘リベルテ高・大阪府)
中森 帆南(四天王寺高・大阪府) – 上澤 杏音(貝塚第二中・大阪府)
白山 亜美(明徳義塾中・高・高知県) – 小塩 遥菜(JOCエリートアカデミー・神奈川県)
写真:赤江夏星(香ヶ丘リベルテ高)/撮影:ラリーズ編集部
女子ジュニアシングルスは、ミキハウスJSC・四天王寺高と貝塚第二中・香ヶ丘リベルテ高の大阪二大勢力に加え、木原美悠、小塩遥菜のエリートアカデミー勢の争いが予想されていた。しかし、優勝候補と目されていた木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)が3回戦で姿を消し、ベスト16のうち10選手が地元大阪勢となった。
その中で第4の勢力として存在感を放つのが高知県・明徳義塾中高勢だ。
写真:上澤茉央(明徳義塾中・高)/撮影:ラリーズ編集部
青井さくら(明徳義塾中・高)は4回戦で張本美和(木下グループ)を破り、白山亜美(明徳義塾中・高)も3回戦で萩井菜津子(四天王寺高)、上澤茉央(明徳義塾中・高)も3回戦で東川陽菜(進徳女子高)と実力者を下し、16強入りを果たしている。
写真:青井さくら(明徳義塾中・高)/撮影:ラリーズ編集部
“第4の勢力”明徳義塾勢が、地元大阪二大勢力の勢いを止められるのか注目だ。